新座市の十文字学園女子大学は2026年10月28日、学内のシステムが9月19日に外部からサイバー攻撃を受けていたと公表しました。TBS NEWS DIGによると、学生と職員のIDやパスワードを管理するサーバーが壊され、学生・職員あわせて約2,700人分のID、パスワード、氏名が漏えいした可能性があり、10月29日時点でシステムは回復していないということです。大学は、大学や関係者を装った不審なメールや連絡に注意するよう呼びかけています。

何が起きたの?
大学の発表によると、9月19日に学内システムへの外部からのサイバー攻撃を確認し、すぐに遮断して警察や文部科学省などに報告、外部の専門機関と調べてきました。その後、インターネット上の特定の外部サイトに、ドメイン名を含む大学の組織情報(所在地など)が載っているのを確認し、公表に踏み切りました。大学のお知らせには漏えいした可能性のある人数や項目は書かれておらず、「影響範囲等の全容特定には至っておりません」としています。
これまでの経緯は?
| 9月19日 | 学内システムへのサイバー攻撃を確認し、直ちに遮断、警察・文部科学省などに報告(大学の発表)。この日からシステムにアクセスできなくなった(TBS) |
|---|---|
| 9月28日 | 職員がパソコンを開くと、攻撃したとする「犯行声明」が表示された(TBS) |
| 10月28日 | 外部サイトにドメイン名など大学の組織情報が載ったことを受け、公表(公表は大学の発表、掲載の時期はTBS) |
| 10月29日時点 | システムはまだ回復しておらず、使えない状態が続いている(TBS) |
学生・職員や関係者が気をつけることは?
入試や授業への影響は大学のお知らせに記載がありません。受験を考えている人は、日程などを大学の入試の案内で確認してください。
分かっていないことは?
漏えいが実際にあったかどうかは、大学が調査中としています。攻撃の手口や攻撃したグループ、対象が卒業生や受験生に及ぶかどうかは、大学の発表に書かれていません。大学は、公表すべきことが分かればホームページで知らせるとしています。気になることがある人は、下の専用フォームから問い合わせてください。続報が出たら、この記事に追記します。
なお、2026年9月前後に国内組織への不正アクセスで個人情報などが漏れる被害が相次いでいるとして、JPCERTコーディネーションセンターが10月8日に注意喚起を出しています(本件との関係は示されていません)。県内の別の件として、埼玉りそなのメールアドレス流出の恐れもあります。
問い合わせ先は?
本件の担当は十文字学園女子大学 情報センターで、問い合わせは大学のお知らせ「サイバー攻撃に関するお知らせ」に載っている専用フォームで受け付けています。大学の所在地は新座市菅沢2丁目1-28です。
出典:十文字学園女子大学「サイバー攻撃に関するお知らせ」(2026年10月28日)https://www.jumonji-u.ac.jp/important/systemfailure_20261028/ /TBS NEWS DIG「十文字学園女子大学のシステムに先月サイバー攻撃か 今も利用できず 個人情報漏えいの可能性も」(2026年10月29日)/JPCERT/CC「直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起」(2026年10月8日、10月23日更新)https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260030.html 。確認日:2026年10月29日

