和光市のエステックの100%紙製ミニスプーンがJAL機内の離乳食用に採用
和光市に本社を置く紙製品メーカー・株式会社エステックの「100%紙製ミニスプーン」が、日本航空(JAL)の機内で提供される離乳食用のカトラリーとして採用されました。石油由来原料を使わない紙100%のスプーンが、赤ちゃんの機内食を支えることになります。埼玉発の技術が空の上で使われる、地元として誇らしいニュースです。
脱プラの流れの中で選ばれた、埼玉生まれの紙製カトラリー
近年、航空業界では脱プラスチックやSDGsへの対応が加速し、機内で使われる備品も環境配慮型素材への切り替えが進んでいます。中でも離乳食用のカトラリーは、小さな子どもが直接口にするものだけに、通常の備品以上に安全性への配慮が求められる分野です。
エステックはこれまでにも、世界初の紙製歯ブラシや紙製ハンガーがJALで採用されるなど取引実績があり、紙製品の品質・安全性・安定供給について評価を得てきました。こうした実績を踏まえ、今回の「紙製ミニスプーン」採用に至ったということです。
紙製ミニスプーンの4つの特長
① 小さな子どもへの安全性に配慮
小さな子どもが使うことを想定し、口や口周りを傷つけにくい形状・仕様で設計されています。誤って強い力が加わった際も、破損時に鋭利な断面ができにくいよう配慮されています。
② 紙なのに高強度、水にも強い
「紙は柔らかい」というイメージを覆す強度が特長。水にも強く、安心して使えます。
③ FSC®認証紙を使用した環境配慮
プラスチック使用量の削減に貢献する100%紙製カトラリーとして開発されました。使用する紙は、適切に管理された森林から生産されたことを示すFSC®認証紙です。
④ 匂いが出にくい
木製・竹製のカトラリーは素材由来の匂いが気になる場合がありますが、紙製ミニスプーンは匂いが出にくく、食事本来の風味を損ないにくい仕様になっています。
結婚式では「わんちゃん用スプーン」としても
この紙製スプーンは、結婚式の披露宴でわんちゃん用(犬用)のスプーンとしても提供された実績があります。安全性の高い紙製素材のため、飼い主やゲストが安心して食べ物を与えられるアイテムとして採用されたとのこと。人と同じ空間で使っても衛生面・安全面で問題がないことから、慶事の場でも違和感なく使えます。ペット業界からは給餌アイテムやお薬用としての問い合わせも多いそうです。
株式会社エステックについて
エステックは、紙加工の独自技術により、使い捨てプラスチック製品や竹製・木製に代わるサステナブルな紙製品を開発・製造する紙製品総合メーカーです。世界初の紙製歯ブラシをはじめ、紙製カトラリー、紙製コームなど多様な紙製アメニティシリーズを展開しています。
- 会社名:株式会社エステック
- 本社:埼玉県和光市本町27-21
- 代表取締役:坂本 学
- 事業内容:紙製品の開発・製造、自動車・医療関係をはじめとする精密プレス加工、スリット加工、ラミネート加工、サウナ事業
- 電話:048-485-1797
- 公式サイト:https://stec-ps.com/
新座市には「STECフィールド大和田」も
エステックは新座市に「STECフィールド大和田」(埼玉県新座市大和田3-1027番)を構えており、「水リンピック!」の開催や、同社が提供するNFCタッチ型情報共有システム「エスタッチ」の体験もできるとしています。
身近な埼玉の企業が、空の上のサステナブルを支えている
和光市の企業が作ったスプーンが、日本中・世界中を飛ぶJAL機内で赤ちゃんの食事に使われている――そう考えると、飛行機に乗る機会があったときの見え方も少し変わりそうです。地域の企業が、安全性と環境配慮という難しい両立に取り組んでいることを知るきっかけにもなりますね。
※掲載されている包材の画像はイメージで、実際に導入・納品されている製品の印字デザインとは一部異なります。


