まずはここだけ:皆野町の「秩父華厳の滝」の紅葉シーズンのライトアップは、2026年11月14日(土)〜23日(月・祝)の17〜20時(皆野町観光協会)。雨天中止です。無料駐車場は約10台しかなく、町営バスは土・休日の最終便が点灯前に出てしまうため、実質は車で行くイベント。滝つぼまで入れる500円のツアーは先着順で、予約はできません。
秩父華厳の滝は、皆野町の西のはずれ、日野沢の谷の奥にある落差約13mの滝です。岩壁をまっすぐ一本の白い筋になって落ちる姿が栃木県日光の「華厳の滝」に似ていることから、この名で呼ばれるようになりました。長瀞町観光協会の紹介によると、明治初期の秩父郡史では「秩父八景」のひとつに数えられています。
ふだんは昼に訪れる静かな滝ですが、11月の10日間だけは夜の顔を見せます。暗い谷に滝だけが白く浮かび、周りの木々が色づいた葉を照らし返す。日光の本家ほどの大きさはなくても、バス停から歩いて3分ほどで滝の正面に立てる近さが、この滝のいちばんの魅力です。

いつ・何時から?雨の日は?
| 期間 | 2026年11月14日(土)〜11月23日(月・祝) |
|---|---|
| 時間 | 17:00〜20:00 |
| 雨天 | 中止 |
| 場所 | 秩父華厳の滝(参考住所:埼玉県秩父郡皆野町大字上日野沢3311-1) |
| 駐車場 | 無料・約10台 |
| 主催・問い合わせ | 皆野町観光協会(皆野町役場 産業観光課内)0494-62-1462 |
期間中の土曜と日曜は2回ずつ、11月14・15日と21・22日。最終日の23日は勤労感謝の日の祝日です。平日も毎日点灯します。観光協会のページに滝の見物そのものの料金の記載はなく、費用がかかると書かれているのは下の滝つぼツアーだけです。
ライトアップ中だけの催しは?
- 毎日滝つぼツアー(1人500円)
ふだんのライトアップ中は行けない滝つぼへ案内。1回約6人、先着順で会場受付で申し込み。予約・時間指定は不可
- 毎日カラフルちょうちんの無料貸し出し
本部で貸し出し。足もとを照らしながら滝まで歩ける
- 11/21(土)郷土料理のふるまい・販売(17時〜)
日野沢婦人クラブ。秩父華厳の滝茶屋の横で
- 11/22(日)日野澤大神社の神楽(18時〜)
町の無形民俗文化財。会場内の広場で披露
どの日に行くか迷うなら、21日の土曜か22日の日曜です。21日は地元の婦人クラブの郷土料理、22日は町指定の無形民俗文化財の神楽が、それぞれ1日だけ加わります。観光協会のページでは神楽の日付の曜日が「土」と書かれた箇所がありますが、2026年11月22日は日曜日です。気になる人は観光協会に確かめてから出かけてください。
滝つぼツアーは1回6人ほどの少人数で、点灯の状況と申し込みを見ながら順に出発するため、待ち時間が出ることがあります。足場が狭く、雨で滑りやすいときは中止になることも。運動靴など歩きやすい靴が条件で、ヒールなどでは断られる場合があると案内されています。
車と電車、どちらで行く?
結論から言うと、ライトアップは車で行く前提で計画するのが現実的です。理由は帰りのバスです。
滝の近くには皆野町営バス日野沢線の「秩父華厳前」バス停があります。ところが、町のサイトに載っている時刻表(令和4年10月1日改正)では、秩父華厳前から町の中心へ戻るバスの最終便は土・休日15:56、平日17:06。土・休日は点灯前、平日も点灯のわずか6分後で、ライトアップを見てから乗れる便はありません。昼に滝を見に行くならバスで行けますが、夜のライトアップは帰りの足がありません。電車で来る場合は秩父鉄道の皆野駅周辺から町営バスに乗る形になるので、電車+バスで行けるのは昼の見物だけと考えてください。なお、町営バスは2027年1月8日から路線・時刻・運賃が変わると町が告知しています。
駐車場は約10台:観光協会の案内では無料駐車場は約10台分です。混雑の状況は公表されていませんが、台数が少ないので、週末は早めに着くか平日に行くのがおすすめです。谷あいの道は細いので、路上に停めて待つのはやめましょう。
皆野町観光協会の紹介では、バス停「秩父華厳前」から滝まで徒歩3分。駐車場も滝の近くにあります。とはいえ夜の山あいは想像以上に暗いので、貸し出しのちょうちんに加えて、スマートフォンのライトか小さな懐中電灯があると安心です。県内ではこの秋、秩父地域でクマによる人身被害も起きているので、明るい時間帯の単独行動も含めて埼玉のクマ情報に目を通しておいてください。
昼から回るなら:結願寺の水潜寺と組み合わせる
秩父華厳の滝は、秩父札所34番・水潜寺から600mほど奥にあります(皆野町観光協会の紹介)。水潜寺は秩父三十四観音の最後の札所、いわゆる結願寺です。2026年は12年に一度の「午歳総開帳」の年で、秘仏のご本尊が公開されるのは11月30日まで。ライトアップの期間はちょうど総開帳の終盤に重なります。
午後の明るいうちに水潜寺へお参りし、滝を昼の姿で一度見ておいて、日が落ちてから点灯を待つ。同じ滝を昼と夜で見比べられるうえ、駐車場が埋まる前に着けるので一石二鳥です。秩父札所の回り方は秩父札所はなぜ34か所?の記事に、近くの夜景スポットの美の山公園は美の山公園の雲海と夜景の記事にまとめています。
よくある質問
Q. 料金はかかる?
A. 観光協会のページに見物の料金の記載はありません。有料と書かれているのは滝つぼツアー(1人500円)だけです。駐車場は無料です。
Q. 雨のときは?
A. ライトアップは雨天中止です。滝つぼツアーも足もとが悪いと中止になることがあります。天気があやしい日は、皆野町観光協会のサイト・SNSか電話(0494-62-1462)で確かめてから出かけてください。
Q. 子ども連れでも大丈夫?
A. 滝はバス停から徒歩3分ほどの近さですが、夜の山あいなので、手をつなげる距離で歩き、明かりを持たせてください。滝つぼツアーは足場が狭いので、子どもが参加できるかは受付で確認を。
Q. 6月にもライトアップがある?
A. 初夏にはホタル観賞と合わせた「秩父華厳の滝ヒーリングナイト」が開かれています(2026年は6月20〜28日の19〜21時、秩父温泉 満願の湯の告知)。点灯時間も11月とは違います。11月の紅葉シーズンとは別の催しです。
出典
- 皆野町観光協会「秩父華厳の滝ライトアップ開催情報」(令和8年、2026年10月26日更新)
- 皆野町「町営バス」、皆野町営バス時刻表(令和4年10月1日改正)
- 長瀞町観光協会(落差約13m・秩父八景)/皆野町観光協会「秩父華厳の滝」(水潜寺からの距離・バス停から徒歩3分)
- 秩父温泉 満願の湯「2026 秩父華厳の滝ヒーリングナイト」(2026年6月17日)
確認日:2026年10月28日

