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埼玉のコロナワクチン定期接種|12市の自己負担額

埼玉のコロナワクチン定期接種2026年度。12市の自己負担額は5,000円から12,100円、期限は1月末か3月末 くらし・行政

ひとことで言うと:65歳以上の新型コロナワクチン定期接種(2026年度)は、県内12市を比べると自己負担が5,000円(川口市)から12,100円(所沢市)まで2倍以上の差があります。期限は市によって2027年1月31日(日)か3月31日(水)の2通り。住民税非課税世帯を無料にしているのは、12市のうちさいたま市・越谷市・戸田市だけです。

インフルエンザの予防接種は1,000円〜2,000円ほどで受けられるのに、コロナは5,000円〜12,100円と数倍の負担です。窓口で金額を聞いて驚いた、という人も少なくありません。高齢の親の接種を手伝う家族にとっても、「うちの市はいくらで、いつまでに受ければいいのか」は気になるところです。

そこで、さいたま市など県内12市の公式ページで、2026年度(令和8年度)の自己負担額・期限・無料になる人・予診票の扱いを確かめ、一覧にしました(2026年11月8日時点)。

2026年度の新型コロナワクチン定期接種の自己負担額を12市で比べた棒グラフ。川口市5,000円、熊谷市6,000円、さいたま市8,000円、越谷市と春日部市9,800円、草加市10,000円、上尾市10,700円、狭山市11,500円、入間市11,600円、川越市と戸田市11,800円、所沢市12,100円。さいたま市・越谷市・戸田市は住民税非課税世帯が無料
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自分の市はいくら?12市の自己負担額と期限

対象は、接種する日に65歳以上の人と、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能やHIVによる免疫の機能に重い障害がある人(身体障害者手帳1級相当)です。どの市も10月1日(木)に始まり、年度内に1回、下の金額で受けられます。安い順に並べました。

市自己負担額接種できる期限住民税非課税世帯
川口市5,000円2027年1月31日(日)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
熊谷市6,000円2027年1月31日(日)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
さいたま市8,000円2027年3月31日(水)無料(証明書類の提示か無料券)
越谷市9,800円2027年1月31日(日)無料(事前の手続きが必要)
春日部市9,800円2027年3月31日(水)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
草加市10,000円2027年1月31日(日)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
上尾市10,700円2027年1月31日(日)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
狭山市11,500円2027年3月31日(水)※県内の協力医療機関は1月31日まで記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
入間市11,600円2027年1月31日(日)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
川越市11,800円2027年1月31日(日)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)
戸田市11,800円2027年1月31日(日)無料(無料券の申込は1月15日まで)
所沢市12,100円2027年3月31日(水)記載なし(生活保護世帯などのみ無料)

使うワクチンは医療機関によって違いますが、確認した12市では、自己負担額はワクチンの種類で変わらない一律の金額です。どのメーカーのワクチンを扱っているかは、予約のときに医療機関へ確認してください。

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なぜ市によって2倍以上も違うの?

コロナの定期接種は「原則有料」で、自己負担額は市町村がそれぞれ決めています。接種にかかる費用のうち、市が負担する分を差し引いた残りが本人の支払いになるため、市がどれだけ補助を上乗せするかで金額が大きく変わります。

草加市のページには「令和7年度は国からの補助がなくなり、市の補助のみとなった」と書かれています。2024年度は国が市町村に1回あたり8,300円を助成していましたが(厚生労働省の自治体向け説明会資料)、この助成がなくなってからは市ごとの差が広がりました。川口市(5,000円)や熊谷市(6,000円)のように独自に負担を抑えている市がある一方、1万円以上の市が12市中7市あります。

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1月末で終わる市に注意。3月末まで受けられるのは4市

期限は2つに分かれます。3月31日(水)まで受けられるのは、さいたま市・所沢市・春日部市・狭山市の4市。そのほかの8市(川口・川越・越谷・草加・上尾・熊谷・戸田・入間)は1月31日(日)で終わります。狭山市も、県内のほかの市町村にある協力医療機関で受ける場合は1月31日までです。

締切 1月31日は日曜日で、休診の医療機関が多い日です。1月末が期限の市に住んでいる人は、年末年始の休みも考えて、遅くとも1月中旬までに予約を入れておくと安心です。所沢市や上尾市は、医療機関によって開始日・終了日が違う場合があるとしています。期間内でもワクチンの在庫によっては受けられないことがあります。

年末年始は医療機関の休みが重なり、インフルエンザの接種と予約が集中しやすい時期でもあります。インフルエンザとの同時接種ができるかどうかは医療機関に相談を。インフルエンザの費用は埼玉のインフルエンザ予防接種費用|63市町村と無料の人にまとめています。

無料になるのはどんな人?手続きが要る市も

生活保護を受けている世帯と、中国残留邦人等の支援給付を受けている人は、12市とも無料です。接種のときに受給証や本人確認証を医療機関の窓口で見せます。

住民税非課税世帯(世帯全員が非課税)も無料になるのは3市で、それぞれ手順が違います。

  • さいたま市:接種前に医療機関で、介護保険料の納入通知書(所得段階が第1〜3段階のもの)、後期高齢者医療資格確認書(限度区分が「区Ⅰ」「区Ⅱ」のもの)、市が発行する無料券のどれかを見せます。無料券は事前の申請が必要で、届くまで2〜3週間かかります。接種後に払い戻しは受けられません。
  • 越谷市:事前の手続きが必要です(市のページで案内)。
  • 戸田市:市の無料券が必要で、申込期限は2027年1月15日(金)。紙かオンラインで申し込めます。事前に申し込まずに接種した場合、あとから払い戻しは受けられません。

さいたま市と戸田市は、手続きをせずに接種した場合の払い戻しはないと明記しています。対象になりそうな人は、予約より先に手続きを済ませてください。

予診票は届く?市外の病院で受けるときは

コロナの定期接種は、案内が自宅に届かない市がほとんどです。12市のうち、戸田市は予診票を対象者に個別に送り、草加市はインフルエンザと同じ封筒で受診券(黄色)を送っています。そのほかの市は、医療機関に置いてある予診票を使うか、市役所で受け取ります。「通知が来ないから自分は対象外」と思い込まないようにしましょう。

かかりつけ医が市外にある場合は、事前の手続きが必要な市があります。川口市は接種日の10日前までに市へ連絡、越谷市は事前に申請すると約2週間で書類が届き、熊谷市は「予防接種依頼書交付申請」が必要です。川越市は市外(県内)用の予診票を市民課などで配っています。手続きなしで市外の医療機関に行くと、全額自己負担になることがあるので注意してください。

よくある質問

65歳未満でも受けられますか?

受けられますが、定期接種ではなく任意接種になり、費用は全額自己負担です。金額は医療機関によって違い、狭山市のページでは「16,000円程度」と案内しています。

2回目も同じ金額で受けられますか?

定期接種として表の金額で受けられるのは、年度内に1回だけです。2回目以降は任意接種の扱いになります。

昨年度より高くなったのはなぜ?

市によって理由は異なりますが、国の助成がなくなったことを挙げている市があります(草加市)。金額は年度ごとに決まるため、毎年秋に市のページで確認してください。

帯状疱疹のワクチンもあわせて受けたいのですが?

帯状疱疹ワクチンも65歳などの節目の年齢で定期接種があり、自己負担額は市ごとに違います。埼玉の帯状疱疹ワクチン助成|15市の自己負担額を比較で確認できます。接種の間隔は医師に相談してください。

この記事の確認日と出典

2026年11月8日に各市の公式ページで確認しました。金額や期間、手続きは変わることがあるため、接種の前に各市の最新情報を確かめてください。ここで紹介した情報は制度の案内で、接種するかどうかは医師と相談して決めてください。

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