ひとことで言うと:埼玉の高校の有名な卒業生を、資料で確かめられた18校について学校別にまとめました。川越高校からはノーベル物理学賞の梶田隆章さん、県立浦和高校からは宇宙飛行士の若田光一さんが出ています。プロスポーツでは学校ごとに得意な競技がはっきり分かれ、Jリーグは昌平、プロ野球は花咲徳栄、相撲は埼玉栄が目立ちます。
県立の伝統校からは、どんな人が出ている?
学者や作家、キャスターなど、分野の幅が広いのが県立の伝統校です。今も男女別学の学校が多いのは埼玉らしいところで、その背景は埼玉の県立高校はなぜ男女別学?にまとめています。
| 県立浦和(さいたま市) | 若田光一(宇宙飛行士)、佐藤優(作家)、タケカワユキヒデ(ゴダイゴのボーカル)、天野篤(心臓外科医)、堀尾正明(アナウンサー) |
|---|---|
| 浦和第一女子(さいたま市) | 東海林のり子(リポーター) |
| 川越(川越市) | 梶田隆章(2015年ノーベル物理学賞) |
| 川越女子(川越市) | 小宮悦子、田丸美寿々(ともにキャスター)、花村えい子(漫画家)、弓削田眞理子(マラソン) |
| 春日部(春日部市) | 青島健太(元プロ野球選手、参議院議員) |
| 熊谷(熊谷市) | 金子兜太(俳人) |
| 大宮(さいたま市) | 鈴木葉留彦(元プロ野球選手) |
県立浦和は1校の中の幅が目立ちます。宇宙飛行士、作家、音楽家、医師、アナウンサーと、並べると分野がまるで違います。春日部の青島健太さんは、プロ野球選手から政治家へ転じました。
いちばん意外なのは川越女子かもしれません。ニュース番組の顔だった小宮悦子さんと田丸美寿々さんが同じ学校の出身です。漫画家の花村えい子さんは、前身の川越高等女学校に通いました。金子兜太さんも旧制の熊谷中学の時代で、古い卒業生は今の学校名とは違う名前で学んでいます。
スポーツの強豪校は、競技で分かれる?
分かれます。さいたマガジンでは、現役の選手の経歴を1人ずつ調べて学校別に数えました。対象は競技ごとに違いますが、1校で全部の競技が強いわけではないことが分かります。

| 昌平(杉戸町) | 小見洋太(C大阪)、長璃喜(川崎F)、荒井悠汰(山口) |
|---|---|
| 正智深谷(深谷市) | オナイウ阿道(浦和)、新井晴樹(京都) |
| 西武台(新座市) | 新井栄聡(浦和)、黒木謙吾(宮崎) |
| 武南(蕨市) | 池田太(なでしこジャパンの監督を務めた)、紺野和也(川崎F) |
| 市立浦和(さいたま市) | 戸嶋祥郎(柏) |
| 花咲徳栄(加須市) | 野村佑希(日本ハム)、清水達也(中日)、西川愛也(西武) |
| 浦和学院(さいたま市) | 小島和哉(ロッテ)、蛭間拓哉(西武) |
| 埼玉栄(さいたま市) | 瀬戸大也(競泳、リオ五輪銅メダル)、大栄翔(力士)、元大関の豪栄道と貴景勝 |
花咲徳栄は、2017年夏に県勢で初めて甲子園を制した学校です。その歩みは埼玉の甲子園の歴史にあります。サッカーでは昌平の出身のJリーガーが17人にのぼります。武南には、選手だけでなく、なでしこジャパンの監督を務めた池田太さんのように指導者として名を上げた卒業生もいます。
全員の一覧は、埼玉出身のJリーガー、埼玉出身のプロ野球選手、埼玉の相撲部屋と力士に載せています。強豪校には県外から来た選手も多く、埼玉栄の関取は11人のうち10人が県外の出身です。「埼玉の高校の出身」と「埼玉の出身」は同じではありません。
強豪校のほかに、私立ではどんな人が?
| 早稲田本庄(本庄市) | 小林香菜(マラソン、世界陸上2025日本代表)、アンゴラ村長(お笑いコンビのにゃんこスター) |
|---|---|
| 立教新座(新座市) | 矢作公一(元プロ野球選手。当時の校名は立教高校) |
| 星野(川越市) | 宇津木妙子(女子ソフトボール日本代表の監督を務めた。当時の星野女子高校) |
同じ学校からマラソンの日本代表とお笑い芸人が出ているのは、早稲田本庄の面白いところです。
この学校が載っていないのはなぜ?
学校名が本人の公式情報や報道などで確かめられた人だけを載せました。百科事典サイトにしか名前がない人は外しています。そのため、不動岡、開智、栄東、慶應志木などは、有名な卒業生がいないのではなく、今回は資料で確かめられなかったので載せていません。こうした学校の卒業生は、各校の公式サイトや同窓会の案内で確かめてください。載っている人も、それぞれの学校の代表という意味ではありません。
資料には「卒業」と書かれたものも「出身」や「在籍」としか書かれていないものもあるので、この記事では広く卒業生として扱っています。肩書きは資料の時点のものです。誤りやご存じの方の情報があれば、お知らせください。市町村別の一覧は埼玉出身の有名人にあります。
出典と確認日
さいたま市青少年宇宙科学館の資料/講談社(佐藤優)/テレビ東京(タケカワユキヒデ、天野篤、堀尾正明、小宮悦子、田丸美寿々)/川越市の広報資料(花村えい子、弓削田眞理子)/川越市の団体の広報資料と東京大学(梶田隆章)/文藝春秋(青島健太、金子兜太)/NPB公式(鈴木葉留彦、蛭間拓哉、野村佑希)/Jリーグ公式(戸嶋祥郎、小見洋太)/FC東京(荒井悠汰、紺野和也)/Goal(長璃喜)/ベースボールキング(清水達也)/集英社スポルティーバ(西川愛也)/ライブドアニュース(東海林のり子)/PR配信と文藝春秋(宇津木妙子)/サッカーキング(池田太)/参議院の議員一覧(青島健太)/日本サッカー協会(池田太)/早稲田大学(小林香菜、瀬戸大也、小島和哉)/デイリースポーツ(アンゴラ村長)/Number(矢作公一、埼玉栄の力士)/さいたマガジンの独自集計。確認日:2026年11月6日。
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