ひとことで言うと:2026年11月6日時点で、Jリーグ公式の選手一覧に背番号付きで載る埼玉出身の選手は161人です。J1が51人、J2が63人、J3が47人で、クラブ別ではRB大宮の14人が最多でした。県内の高校の出身者は54人で、昌平が17人といちばん多くいます。ただ、埼玉出身の選手の高校年代を見ると、県内の高校より、県外の高校やJクラブのユースへ進んだ人のほうが多数です。
埼玉出身のJリーガーは、どのクラブにいる?
J1からJ3までの全60クラブの選手一覧を調べ、出身地が埼玉県で背番号のある選手を数えました。RB大宮の14人、浦和の9人のほか、いわきに6人、東京V、徳島、甲府、長野、鳥取に5人ずついます。県内の2クラブだけでなく、全国に散らばっているのが分かります。
J1(51人)
| 浦和(9人) | 新井栄聡、片山瑛一、金子拓郎、渡邊凌磨、安居海渡、堀内陽太、早川隼平、和田武士、オナイウ阿道 |
|---|---|
| 東京V(5人) | 中村圭佑、井上竜太、内田陽介、多久島良紀、カマラシェックセザール |
| 鹿島(4人) | 津久井佳祐、松本遥翔、広瀬陸斗、福岡勇和 |
| 柏(4人) | 永井堅梧、熊坂光希、戸嶋祥郎、五十嵐陵 |
| 横浜FM(4人) | 朴一圭、角田涼太朗、オナイウ情滋、髙橋輝 |
| 千葉(3人) | ンドカボニフェイス、小林祐介、品田愛斗 |
| 川崎F(3人) | 佐々木旭、紺野和也、長璃喜 |
| 広島(3人) | 松本泰志、加藤陸次樹、前田直輝 |
| 水戸(2人) | 板倉健太、新井瑞希 |
| 清水(2人) | 松崎快、大畑凜生 |
| 名古屋(2人) | 原輝綺、菊地泰智 |
| 福岡(2人) | オビパウエルオビンナ、田代雅也 |
| 長崎(2人) | 後藤雅明、長谷川元希 |
| FC東京(1人) | 長倉幹樹 |
| 町田(1人) | 松尾佑介 |
| 京都(1人) | 新井晴樹 |
| G大阪(1人) | 小澤晴樹 |
| C大阪(1人) | 小見洋太 |
| 神戸(1人) | 新井章太 |
J2(63人)
| RB大宮(14人) | 笠原昂史、茂木力也、中澤凜、関口凱心、熊田佳斗、木寺優直、井芹響輔、小島幹敏、中山昂大、石川匠、エドワード真秀、迫田凌和、兼頭晴宗、中島大翔 |
|---|---|
| いわき(6人) | 加藤有輝、遠藤凌、岡庭愁人、藤井海和、山口大輝、山中惇希 |
| 徳島(5人) | 北村海チディ、山田奈央、鹿沼直生、髙田颯也、梶谷政仁 |
| 甲府(5人) | 福元竣、福井啓太、武井成豪、黒川淳史、大島康樹 |
| 宮崎(4人) | 黒木謙吾、大熊健太、奥村晃司、松本ケンチザンガ |
| 藤枝(4人) | ジョーンズレイ、吉田舜、岡本拓也、中村優斗 |
| 磐田(3人) | 川島永嗣、西久保駿介、山﨑浩介 |
| 鳥栖(3人) | 櫻井辰徳、城定幹大、髙橋利樹 |
| 栃木シティ(3人) | 原田欽庸、小西慶太郎、升掛友護 |
| 八戸(3人) | 雪江悠人、鈴木慎之介、田中翼冴 |
| 新潟(2人) | 落合陸、桑山侃士 |
| 大分(2人) | 中川寛斗、榊原彗悟 |
| 山形(2人) | 寺山翼、竹ノ谷優駕スベディ |
| 秋田(2人) | 川上エドオジョン智慧、佐川洸介 |
| 仙台(1人) | 杉山耀建 |
| 横浜FC(1人) | 山岸克斗 |
| 富山(1人) | 瀬良俊太 |
| 湘南(1人) | 山口豪太 |
| 札幌(1人) | 菅野孝憲 |
J3(47人)
| 長野(5人) | 冨田康平、伊藤恵亮、吉田桂介、進昂平、吉澤柊 |
|---|---|
| 鳥取(5人) | 清水祐輔、木内達也、矢島慎也、篠田大輝、山本颯太 |
| 鹿児島(4人) | 熊倉匠、広瀬健太、山田裕翔、長峰祐斗 |
| 山口(4人) | 板倉洸、小澤亮太、三沢直人、荒井悠汰 |
| 琉球(4人) | 宮﨑浩太朗、大和翼空、富所悠、高柳郁弥 |
| 熊本(3人) | 西村遥己、木村匠汰、根岸恵汰 |
| 栃木SC(3人) | 川田修平、内田航平、山口太陽 |
| 北九州(3人) | 伊藤剛、西袋裕太、平原隆暉 |
| 金沢(3人) | 後藤大輝、松本大輔、大山啓輔 |
| 群馬(3人) | 山原康太郎、貫真郷、玉城大志 |
| FC大阪(2人) | 小島雅也、小川嵩翔 |
| 福島(2人) | 針谷岳晃、樋口有斗 |
| 讃岐(2人) | 高橋クリス、有田朱里 |
| 相模原(1人) | 常田克人 |
| 愛媛(1人) | 斉藤涼優 |
| 滋賀(1人) | 松原海斗 |
| 高知(1人) | 三門雄大 |
最年長は1983年生まれの川島永嗣(磐田)で、最年少は2010年生まれの迫田凌和(RB大宮)です。2008年以降に生まれた選手が14人いて、ここにはユース年代の選手も含まれている可能性があります。背番号のない埼玉出身の14人は、数に入れていません。
Jリーグ公式の「出身地」をもとにした数です。クラブが発表する出身地とは書き方が違うことがあります。移籍や契約で変わるので、最新は各クラブの公式サイトで確認してください。
海外でプレーする埼玉出身の選手は?
海外のクラブの選手はJリーグの一覧に載らないので、報道で確かめられた5人だけを挙げます。全員を拾えてはいません。
- 鈴木彩艶:アストン・ヴィラ(イングランド)。2026年8月にパルマから移籍したとサッカーキングが伝えています。7月には地元のさいたま市で表彰を受けました。
- 橋岡大樹:ボルシアMG(ドイツ)。2026年夏にスラヴィア・プラハから、買い取りオプション付きの期限付きで移籍したとサッカーキングが伝えています。
- 関根貴大:シドニーFC(オーストラリア)。2026年7月に浦和から完全移籍しました。
- 伊藤敦樹:2026年8月にヘントからボルトン(イングランド)へ移籍しました。
- 原口元気:確認できた最新の情報は、2026年4月時点でベールスホット(ベルギー)に所属というものです。
県内の高校別では、どこが多い?
全60クラブの背番号のある選手2,100人の経歴を1人ずつ調べ、県内の高校の名前がある選手を数えました。結果は54人で、3人に1人近くが昌平です。この中には埼玉以外の出身の選手が11人入っています。たとえば昌平の17人のうち6人は県外の出身で、鎌田大夢は愛媛、鈴木遼は宮城、佐々木智太郎は秋田の出身です。

| 昌平(17人) | 小見洋太(C大阪)、松本泰志(広島)、津久井佳祐(鹿島)、長璃喜(川崎F)、山口豪太(湘南)、鎌田大夢(仙台)、佐々木智太郎(清水)、針谷岳晃(福島)、佐相壱明(松本)、平原隆暉(北九州)、荒井悠汰・小澤亮太(山口)、西村遥己(熊本)、鈴木遼(金沢)、屋宜和真(栃木SC)、米陀大洋(甲府)、篠田大輝(鳥取) |
|---|---|
| 正智深谷(9人) | オナイウ阿道(浦和)、オナイウ情滋(横浜FM)、新井章太(神戸)、新井晴樹・諸岡裕人(京都)、内田航平(栃木SC)、孫大河(今治)、梶谷政仁(徳島)、山田裕翔(鹿児島) |
| 西武台(8人) | 新井栄聡(浦和)、関口凱心(RB大宮)、山口大輝(いわき)、黒木謙吾(宮崎)、三沢直人(山口)、高麗稜太(松本)、高橋クリス(讃岐)、松原海斗(滋賀) |
| 武南(6人) | 紺野和也(川崎F)、田代雅也(福岡)、井上竜太(東京V)、奥村晃司(宮崎)、中村優斗(藤枝)、吉澤柊(長野) |
| 浦和東(3人) | 川島永嗣(磐田)、ンドカボニフェイス(千葉)、松本ケンチザンガ(宮崎) |
| 市立浦和(2人) | 戸嶋祥郎(柏)、冨田康平(長野) |
| 浦和学院(2人) | 安居海渡(浦和)、田中和樹(千葉) |
| 埼玉平成(2人) | 佐々木旭(川崎F)、長峰祐斗(鹿児島) |
| 狭山ヶ丘(2人) | 若林学歩(RB大宮)、杉山耀建(仙台) |
| 埼玉栄(2人) | 髙橋利樹(鳥栖)、樋口有斗(福島) |
| 川越(1人) | 片山瑛一(浦和) |
カッコ内は今の所属クラブです。浦和南や浦和西の名前は、今回の選手の経歴には出てきませんでした。かつての強豪校と今の供給源が同じとは限らないようです。経歴の校名で探したので、書き方が違う選手が抜けている可能性はあります。お気づきの点があればお知らせください。
埼玉出身の選手は、高校年代をどこで過ごした?
野球と違って、サッカーには高校のほかにJクラブのユースという道があります。埼玉出身の161人を、経歴で分けると次のようになりました。
- 県内の高校:43人
- 県外の高校:38人
- 浦和、大宮のユース:38人
- ほかのクラブのユースなど:26人
- 経歴からは分からない、または今その年代:16人
県内の高校へ進んだのは3割にも届きません。県外の高校でいちばん多いのは群馬の前橋育英の8人で、次が千葉の市立船橋の5人です。金子拓郎と渡邊凌磨(ともに浦和)も前橋育英の出身で、埼玉から外へ出て、また埼玉のクラブに戻った形です。
浦和と大宮のユース、県内の大学の出身者は?
出身地を問わず数えると、今のJリーガーの経歴に「浦和レッズユース」があるのは25人、大宮のユースは32人です。浦和には早川隼平や堀内陽太、大宮からは奥抜侃志(G大阪)や小島幹敏(RB大宮)などが育ちました。
大学では東京国際大学が12人と目立ちます。熊坂光希(柏)や板倉健太(水戸)がここの出身です。ほかに城西大学が4人、平成国際大学が2人でした。
歴代の埼玉出身の選手には誰がいる?
今の選手だけでなく、指導者や解説者として知られる人も埼玉から出ています。日本サッカー協会の資料によると、水沼貴史は埼玉の出身で浦和南高校の卒業生です。西野朗はさいたま市の出身で浦和西高校を卒業し、2018年4月に日本代表の監督に就きました。浦和という町とサッカーの関係は浦和レッズはなぜ浦和?に、県勢の高校サッカーの歩みは高校サッカー選手権埼玉県勢の歴史にまとめています。
同じ切り口で埼玉出身のプロ野球選手も調べました。野球は高校別の一覧が中心ですが、サッカーはユースが加わる分、育ち方が分かれています。
出典と確認日
Jリーグ公式サイト「選手一覧」と各選手のページ(全60クラブ)/サッカーキング(2026年8月2日、8月21日、移籍情報まとめ、選手プロフィール)/共同通信配信(熊本日日新聞、2026年7月17日、7月30日、8月29日)/サッカーキング(2026年4月28日)/日本サッカー協会(「夢の教室」資料、2018年4月12日の発表)。確認日:2026年11月6日。
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