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八潮の道路陥没はいつ復旧?工事の現状と今後

八潮の道路陥没はいつ復旧 工事の現状と今後 まちづくり・交通

2025年1月28日に八潮市中央一丁目の県道で起きた道路陥没事故から、1年8か月がたちました。県道松戸草加線は2026年4月15日から暫定2車線で通れるようになり、10月は仮の排水管の撤去や埋め戻しが進みます。11月からは雨水管(大正幹線)の本復旧工事が始まる予定です。一方で、道路を全面的に元に戻す時期や、下水道全体の工事が終わる時期はまだ示されていません。

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事故の概要

日時2025年1月28日(火)午前9時49分ごろ
場所八潮市中央一丁目、県道松戸草加線の中央一丁目交差点
原因となった管中川流域下水道の管(内径4.75m、深さ約10m、1983年供用開始)
陥没の大きさ最初は幅約9〜10m。翌29日未明には幅約40m、深さ最大約15mに広がった

復旧の経過

八潮市の道路陥没事故 復旧の経過

道路はいつ元どおりになる?

県道松戸草加線の通行止めになっていた区間は、2026年4月15日から暫定の2車線で通れるようになりました。バスも5月1日を目標に運行を再開する予定とされていました。

県が9月17日に発行した「かわら版」(2026年9月25日号)には、10月の工事として次の内容が載っています。

  • 仮の排水管:撤去と、開口部をふさぐ工事
  • 下水管の復旧部分:埋め戻し
  • 雨水管の復旧部分:仮設雨水管の維持管理と、本設の雨水管への復旧の準備

道路を全面的に元に戻す時期は、県の資料には書かれていません。

11月から雨水管「大正幹線」の本復旧

陥没した場所の下には、雨水を垳川(がけがわ)へ流す「大正幹線」が通っていて、いまは仮設の雨水管で対応しています。陥没部分の埋め戻しが進んだため、県は台風や豪雨の心配が少なくなる11月から本設の雨水管への復旧工事に着手する予定です。それまでに測量や管の工場製作を進めます。

下水道の全体の復旧は5〜7年程度

県は、事故が起きた中央幹線の下流部を2本にする(複線化)方針です。

  • Ⅰ期:県道の下に、いまの管と並べて新しい管を通す
  • Ⅱ期:中川水循環センターまでの区間(検討中)

復旧工法検討委員会の資料では、工期は「着工後5年から7年程度の見込み」とされています。全体の完了年度は示されていません。

事故の原因

県の原因究明委員会は2026年2月19日に最終報告書をまとめ、陥没は硫化水素によって腐食した下水道管が原因だったと結論づけました。回収したコンクリートは、厚さが最大で約155mm、平均で約125mm減っていました。管の外から中へ土砂が流れ込み、地中の空洞が広がったとしています。

報告書では、マンホール間の全区間の再評価、点検が難しい場所の定義の見直し、シールド工法の管に合った評価基準づくり、人材育成や空洞を調べる技術の開発などを提言しています。

全国の下水道にも影響:改正下水道法

八潮の事故などを背景に、「下水道法等の一部を改正する法律」(令和8年法律第65号)が制定されました。2026年7月15日に成立、7月23日に公布され、公布から6か月以内に施行されます。

  • 古くなった管の安全性を診断する基準を法律で定め、維持管理の状況の公表を義務づける
  • 計画的に改築を進める体制を整え、収支の見通しを公表する
  • 道路の管理者と、道路の下に管などを置く事業者との連携を強める

周辺の住民・事業者向けの補償

県は、事故に伴う金属メッキの腐食などの補償を受け付けています。申し込み期限は2026年9月30日ですが、「かわら版」では期限後も当面は受け付けるとしています。電話相談は048-830-5988です。

出典

2026年9月30日時点の情報です。

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