2026年11月3日時点の公式情報で確認しました。
ひとことで言うと:名前で選ぶなら天保6年(1835年)創業の大馬屋、慶応元年(1865年)創業のいけだ屋が老舗の代表格です。駅で手早く買うならいけだ屋の草加丸井店、焼いてみたいなら予約なしで1人750円(税別)の草加せんべいの庭が手軽。1軒に決められないなら、市内の店の品が集まる入館無料の「ぱりっせ」へ。

草加せんべいの「ランキング1位」を探すと、サイトごとに答えが違います。それもそのはずで、草加市によると市内の製造・販売の店はおよそ40。米の銘柄も生地も味付けも店ごとに違うので、順位より「どこで、誰に、どう買うか」で決めるほうが失敗しません。今回は創業の古さと買いやすさの両面から、7軒を選びました。
有名店はどこ?7軒をくらべると
並びは創業の古い順です。公式に創業年の記載が見つからなかった店は後ろにしました。
| 店 | 創業・特色 | 買いやすい場所 | 価格の例 |
|---|---|---|---|
| 大馬屋(おんまや) | 天保6年(1835年)創業。胡麻や海苔、手焼きの生醤油など | 本社は草加市神明1-9-6/オンラインストア | 醤油6枚580円、手焼き生醤油5枚890円(通販サイトの表示。税の表記は商品ページで確認を) |
| いけだ屋 | 慶応元年(1865年)創業。手焼きの体験工房も運営 | 草加丸井店(草加駅東口)/本社は草加市吉町4-1-40 | 箱入り4種12枚1,296円(税込) |
| 志免屋(しめや) | 明治34年(1901年)創業。とうがらしは生地に練り込む | 本店は草加市神明1-11-1、9:00〜18:00、金曜休 | 特撰堅焼6枚360円(税込かは公式に記載なし) |
| 丸草一福 | 工場の見学・手焼き体験ができる製造元 | 本店(草加市青柳2-16-18)など市内4店。売店の休みは1/1・1/2 | 公式に確認を(048-936-6301) |
| 亀楽(きらく) | 国内産うるち米を使用。全国菓子大博覧会で名誉金賞 | そごう大宮の地下1階、東越谷店、草加の工場直売店(日曜休) | 草加一番4枚432円(税込) |
| 山香煎餅本舗 | 「草加せんべいの庭」で手焼き体験とカフェ | 草加市金明町790-2、10:00〜18:00、駐車場16台 | 手焼き体験は1人750円(税別) |
| ほりゐ | 草加市神明の店。楽天市場に公式の店舗 | 通販が手軽 | 商品ページで確認を |
どこで買うのがいちばん楽?
電車なら、東武スカイツリーラインの草加駅東口を出てすぐの丸井です。いけだ屋の案内によると、正面入口を入ってエスカレーターの脇にあります。帰りの電車に乗る直前に寄れるので、手土産にはこれがいちばん楽です。
埼玉のほかの街にいるなら、亀楽の大宮そごう店が10時から20時まで、東越谷店が9時から18時30分まで開いています。草加まで行かなくても手に入る、というのは案外知られていません。
車で行くなら駐車場のある店を。丸草一福は本店・草加店・東草加店に駐車場があり、松原店はありません。
1軒に決められないときは?
獨協大学前〈草加松原〉駅の東口から歩いて5分、草加市文化会館1階の伝統産業展示室「ぱりっせ」が便利です。入館は無料で、せんべいの歴史の展示を見てから買い物ができます。売店の紹介によると、市内有名店の草加せんべいを各種扱っています。開館は10時から17時で、第1水曜と12月29日から1月3日はお休みです。住所は埼玉県草加市松江1-1-5。電車の人は、近くの草加松原の散歩と組み合わせると半日のおでかけになります。
手焼き体験はどこでできる?
予定を立てずに行けるのは草加せんべいの庭です。新田駅から徒歩9分で、予約なしでも焼けます(10人以上は電話で予約、048-942-1000)。受付は17時30分まで。時間を決めて行きたい人向けに楽天トラベルのEチケットもありますが、席や時刻の保証はありません。
丸草一福の本店は工場見学と手焼き体験を10時と13時30分から受け付けていて(日曜・祝日・繁忙期は休み)、製造の現場も一緒に見られるのが魅力です。ぱりっせの手焼きはイベント時の不定期開催で、2枚500円の予約制なので、狙うなら事前に確認を。子ども連れなら埼玉の手づくり体験10選もあわせてどうぞ。
せんべいは米と醤油だけの素朴なお菓子なので、自分で押さえて焼くと、店ごとの違いにも目が向くようになります。手土産を買うついでに1回やってみるくらいの気持ちで十分です。
本物の草加せんべいの見分け方は?
「草加せんべい」は2007年に地域団体商標に登録されました。草加せんべい振興協議会によると、「本場の本物」の基準は、地域産のうるち米100%、経験10年以上の認定技士による製造、押し瓦などの伝統的な焼き方です。「本場の本物」の認定を受けた商品にはマークのシールが付くので、贈り物ならここを見るとわかりやすいでしょう。協議会は通販ができる15店の一覧も公開しています。
よくある質問
なぜ草加で有名になったの?
日光街道の宿場町だったことと、周辺の米どころの存在が背景にあります。おせんさんの伝説の真偽まで含めて、草加せんべいの由来にまとめました。
東京駅や大宮駅で買えますか?
大宮はそごう大宮の亀楽が確実です。東京駅の取り扱いは確認できませんでした。羽田空港の売店には、いけだ屋の案内によると兄弟ブランド「入船堂本店」の商品があります。
年末年始も開いていますか?
志免屋は「年末年始は休まず営業」と案内しています。丸草一福の売店は1月1日と2日がお休み、ぱりっせは12月29日から1月3日がお休みです。ほかの店は、行く前に電話で確かめてください。
出典
草加市「草加せんべいの歴史と現在」「伝統産業展示室ぱりっせ」/草加せんべい振興協議会/各店公式サイト(大馬屋、いけだ屋、志免屋、丸草一福、亀楽、山香煎餅本舗、ほりゐ)。2026年11月3日確認。志免屋の住所は旅行サイトでも照合しました。

