志木市は「カッパのまち」です。駅前や公園、お寺など、市内のあちこちにカッパの石像が置かれています。像が生まれたきっかけになった河童伝説と、像のある主な場所をまとめました。

志木の河童伝説
伝説の出どころは、1809年(文化6年)に刊行された『寓意草』です。民俗学者の柳田国男も『山島民譚集』で「和尚の慈悲」という題で紹介しています。
あらすじはこうです。舘村の引又川にすむ河童が、馬を川へ引き込もうとして失敗し、厠(かわや)で倒れていました。それを和尚が助けたところ、翌朝、和尚の枕元に大きなフナが2匹置かれていた――という、河童の恩返しの話です。
カッパ像は何体ある?
志木市の案内では28体です。そのうち27体は、本町の石材店・内田榮信さんが手がけました。第2回いろは文学賞の大賞作品『いろはがっぱ』に触発されて作り始めたものです。
なお、志木市商工会の案内では24体となっていて、資料によって数え方が違います。
像のある主な場所
- 志木駅東口の駅前広場
- いろは親水公園(こもれびのこみちに「三十五郎(みそごろう)」)
- 柳瀬川図書館
- いろは保育園
- 宝幢寺
- 志木市役所
- 新河岸川のさくら並木
像の位置は、市の「しきしまちあるきマップ」で確認できます。
めぐるならいろは親水公園から
いろは親水公園(中宗岡5丁目・本町2丁目)は2022年8月にリニューアルした公園です。駐車場は6台(無料)と少ないので注意してください(夏のウォーターパーク期間は臨時駐車場あり)。
| パークセンター | 8:30〜17:15(12/29〜1/3休み) |
|---|---|
| 駐車場 | 6台(無料、うち障がい者用1台) |
| 駐輪場 | 55台 |
「志木かっぱ村」も
2025年8月には、市内全域を「村」に見立てたまちづくりプロジェクト「志木かっぱ村」が開村しました。志木市商工会の会員を中心とした市民有志の取り組みで、市の公式キャラクター「カパル」がアンバサダーを務めています。
出典
2026年10月1日時点の情報です。
さいたマガジンの過去の連載「埼玉一のかっぱ王国【埼玉ブルース第18回】」もあわせてどうぞ。


