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秩父のわらじかつ丼|8店の時間と夕方も食べられる店

秩父のわらじかつ丼のアイキャッチ。丼からはみ出す2枚のカツと紅葉の山 グルメ・お店

この記事のポイント:秩父のわらじかつ丼は、薄く大きく広げたカツを甘辛いしょうゆだれにくぐらせ、丼に2枚のせるのが基本形です。公式に値段が出ている店では1,100〜1,200円。いちばんの注意は営業時間の短さで、昼だけ・15時前後に終わる店が多く、夕方5時以降に確実に食べられるのは小鹿野の東大門(20時まで)、西武秩父駅前の祭の湯(平日18時30分まで)、雅紀屋の夜の部(火・水・金・土)。小鹿野の安田屋本店も17〜18時の1時間だけ開いています。長瀞の「ガーデンハウス有隣」は11月30日(月)で閉店します。

紅葉の長瀞や三峯神社、12月の秩父夜祭と、秋から冬は秩父へ出かける人がいちばん増える時期です。そのお昼に「せっかくだから名物を」と思い浮かぶのがわらじかつ丼ですが、行ってみたら昼の営業が終わっていた、というのがよくある失敗です。この記事では、店や運営会社、町の公式ページで営業時間と値段を確かめた8店を、何時に食べられるかで並べ直しました。

わらじかつ丼8店の営業時間の図。17時以降に開いているのは東大門、祭の湯、雅紀屋の夜の部、安田屋本店の17〜18時。有隣は11月30日閉店
8店の営業時間を時刻の帯で並べた図(2026年11月7日、各公式ページで確認)
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わらじかつ丼ってどんな丼?

ふたを開けると、丼からはみ出すほど大きなカツが2枚、重なるように横たわっています。卵でとじたかつ丼とも、ウスターソースをかけるソースかつ丼とも違い、薄くたたいて広げた豚肉のカツを、しょうゆベースの甘辛いたれにくぐらせてご飯にのせます。形が草履の「わらじ」に似ていることが名前の由来です。

発祥の店として知られるのが、小鹿野町の旧宿場町にある食堂「安田屋」です。小鹿野町の公式サイトによると昭和初期の創業で、3代にわたってたれを継ぎ足してきました。カツは頭側とお尻側の2種類のロースを1枚ずつのせるので、1枚目と2枚目で食感が違います。食べ方のおすすめは、まず1枚をふたに移し、1枚ずつ味わうこと。昔は1枚を酒のつまみに、もう1枚でご飯をかき込む人もいたそうです。

いまは秩父市内や長瀞、三峯神社の参道、道の駅でも食べられ、店ごとに「味噌だれ」「おろしポン酢」「ひつまぶし風」といったアレンジも生まれています。

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どの店で食べられる?8店の時間と値段

下の表は、営業時間が早く終わる順ではなく、地域ごとに並べています。値段は各店の公式の掲載額(税込)で、載っていない店は「記載なし」としました。

店名場所わらじかつ丼営業時間休み・電話
祭の湯「呑喰処 祭の宴」秩父市・西武秩父駅前姫豚わらじかつ丼・味噌わらじかつ丼(値段は記載なし)平日11:00〜18:30/土日祝11:00〜19:30記載なし(入場無料のフードコート)/0494-22-7111(祭の湯)
安田屋 日野田店秩父市日野田町公式の掲載なし公式の掲載なし(紹介サイトで食い違い)0494-24-3188で確認を
雅紀屋秩父市大野原・大野原駅から徒歩10分1,100円(わらじかつまぶし1,250円)昼11:30〜14:30(日祝〜15:30)/夜17:00〜20:30(火水金土)月曜、第1・第3火曜/050-5484-5915
道の駅ちちぶ「秩父食堂」秩父市大宮・道の駅ちちぶ内ざるそば・おっきり込みなどとのセット1,200円11:00〜16:30(LO16:00)なし/0494-22-8055
大島屋秩父市三峰・三峯神社の参道1,200円10:00〜平日15:00/土日祝16:00(材料がなくなり次第終了)不定休(店のXで告知)/0494-55-0039
安田屋(本店)小鹿野町小鹿野公式の掲載なし(カツ1〜3枚を選べる)11:00〜13:30、17:00〜18:00水曜(祝日の場合は前後にずらす)/0494-75-0074
焼肉レストラン東大門小鹿野町小鹿野1,100円(メガ2,000円)10:30〜20:00(水曜は15:00まで)木曜/0494-75-0424
ガーデンハウス有隣長瀞町長瀞・宝登山のふもと1,200円(公式の2025年10月時点の掲載)11:00〜15:00月・火曜。11月30日(月)で閉店/0494-66-0951

表の時間は2026年11月7日に各公式ページで確認したものです。祭の湯は12月2日(水)・3日(木)の秩父夜祭に合わせた特別営業の案内を出しているので、夜祭の日に行く人は事前に公式サイトを見ておきましょう。

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夕方や夜に食べたいときは?

昼に紅葉や寺社を回って、帰りに名物を食べて帰りたい。そんな人にとって、営業時間はいちばんの壁です。表の8店のうち、有隣・大島屋・道の駅ちちぶの3店は16時半までに営業を終え、安田屋本店や雅紀屋は昼と夜の間に休みをはさみます。

17時以降の選択肢は次の4つです。

17時以降に食べられる店
  • 東大門(小鹿野町):20時まで。ただし水曜は15時で閉まり、木曜は定休
  • 祭の湯(西武秩父駅前):平日18時30分、土日祝19時30分まで。電車の待ち時間にも使える
  • 雅紀屋(秩父市大野原):夜の部は火・水・金・土の17時〜20時30分(LO20時)。日曜・祝日と木曜は昼だけ
  • 安田屋 本店(小鹿野町):17時〜18時の1時間だけ。夕方の営業は短いので、昼に行けるならそのほうが確実

日曜の夕方に電車で帰る人なら、西武秩父駅の目の前にある祭の湯が現実的です。フードコート「呑喰処 祭の宴」と売店エリアは入場無料なので、温泉に入らなくても食事だけで利用できます。

店ごとの違いは?

元祖の味を食べるなら安田屋

本店は小鹿野町の旧宿場町にあり、メニューはわらじかつ丼だけ。通常はカツ2枚で、1枚や3枚にもできます。昼は13時30分までと短いので、小鹿野へは午前中に着く計画で。秩父市の日野田町にも「安田屋 日野田店」がありますが、公式サイトが見当たらず、紹介サイトどうしで営業時間や定休日の記載が食い違っています(住所は秩父市日野田町1-6-9、電話0494-24-3188)。行く前に電話で確かめるのが安全です。

量で選ぶなら東大門

1974年創業の精肉店直営の焼肉レストランです。わらじカツ丼は1,100円で、公式サイトによると総重量1キロを超える「メガわらじカツ丼」(2,000円)もあります。わらじかつと豚の味噌漬けを一緒にのせた「THEライダーズ飯」(1,400円)、カツ1枚におろしポン酢の「THEクライマーズ飯」(1,200円)と、バイク乗りや登山客を意識した丼がそろうのも小鹿野らしいところ。2026年9月1日に値段を改定しています。駐車場は10台です。

駅から歩けるのは祭の湯と雅紀屋

祭の湯は西武秩父駅の駅前にあります。埼玉のブランド豚「姫豚」を使ったわらじかつ丼と、祭の湯オリジナルの味噌わらじかつ丼があり、わらじかつカレーや、つまみ用の「おつまみわらじ」もあります。雅紀屋は秩父鉄道の大野原駅から歩いて約10分。名物の「わらじかつまぶし」(1,250円)は、そのまま、薬味をのせて、出汁をかけての3通りで食べる店のオリジナルです。そば・うどんとのランチセットもあります。

車で寄りやすいのは道の駅ちちぶ

道の駅ちちぶの中の「秩父食堂」はセルフサービスの食堂で、わらじかつ丼はざるそば・おっきり込み・みそポテトのどれかと組み合わせたセット(各1,200円)で出しています。定休日なし、普通車83台の駐車場があり、16時まで注文できるので、時間が読めない日のよりどころになります。

三峯神社の参拝とセットなら大島屋

三峯神社の三ツ鳥居の正面にある茶店で、わらじかつどんは1,200円。開店は10時と早めですが、閉店は平日15時・土日祝16時で、材料がなくなれば早く終わります。予約は受けておらず、休みは不定休で店のXで知らせています。参拝のついでなら、先に食べてからお参りする順番がおすすめです。

有隣が閉店するって本当?

閉店:秩父鉄道が運営する長瀞の「ガーデンハウス有隣」は、2026年11月30日(月)の営業で閉店します(秩父鉄道の発表)。宝登山の散策の途中に寄れる大きな食事処で、わらじかつ丼は1,200円(公式の2025年10月時点の掲載)。定休日は月・火曜ですが、最終日の11月30日(月)は営業します。行けるのは残り十数日です。豚みそ重などの豚みそ料理はすでに提供を休止していて、姉妹店の「豚みそ丼専門店 有隣」だけで出しています。

紅葉の時期の長瀞は週末に人出が増えます。閉店前に名残を惜しむ人も多そうなので、土日に行くなら開店の11時に近い時間を狙うのが無難です。

行く前に気をつけることは?

わらじかつ丼の店は、家族や少人数で営む店が多く、営業時間の終わりが「材料がなくなり次第」「順番待ちの名簿の状況で早めに閉店」という店もあります。雅紀屋は公式ページで、11月24日(火)を振替休業、11月7日(土)と28日(土)を貸し切りと案内しています。行く日が決まったら、その店の公式サイトやSNSの最新のお知らせを見ておきましょう。

小鹿野町の2店へ電車で行く場合は、西武秩父駅か秩父駅から西武バスの小鹿野車庫行き・坂本行きで約40分です(東大門の公式サイトの案内)。帰りのバスの本数は多くないので、時刻を確かめてから向かってください。

家でも秩父の味を楽しみたいなら、わらじかつ丼の店で別メニューとして並ぶことも多い「豚肉の味噌漬け」が、秩父のお土産の定番です。

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よくある質問

わらじかつ丼の値段はいくら?

公式に値段を出している店では、東大門と雅紀屋が1,100円、大島屋が1,200円(2026年11月7日確認)、ガーデンハウス有隣が1,200円(公式の2025年10月時点の掲載)です。道の駅ちちぶの秩父食堂は、そばなどとのセットで1,200円です。

カツは何枚のっている?

2枚が基本です。安田屋は1枚・3枚も選べ、東大門の「THEクライマーズ飯」はカツ1枚です。

発祥の店はどこ?

小鹿野町の公式サイトは、小鹿野町の安田屋を「発祥の店として知られる」と紹介しています。東大門は「元祖メガわらじカツ丼」をうたっています。

予約はできる?

大島屋は「予約は承っておりません」と公式サイトに書いています。ほかの店は、今回確認した公式ページに予約の案内がありません。雅紀屋は順番待ちの名簿で案内する日があります。

持ち帰りはできる?

持ち帰りの可否は、今回確認した公式ページではほとんど案内がありません。テイクアウトしたい場合は、各店に電話で確認してください。

迷ったら、元祖の味なら小鹿野の安田屋、夕方以降や大盛りなら東大門、電車の旅なら西武秩父駅前の祭の湯、と覚えておくと選びやすくなります。

出典

  • 小鹿野町「わらじかつ安田屋」(終点の先、秩父の秘境へ。おがのまち、2025年10月31日掲載)
  • 焼肉レストラン東大門 公式サイト(メニュー・店舗情報・料金改定のお知らせ)
  • 西武秩父駅前温泉 祭の湯 公式サイト(お食事、営業時間・料金)
  • 雅紀屋 公式ページ(店舗情報・メニュー)
  • 荷車屋「秩父食堂(道の駅ちちぶ内)」
  • 三峯山 大島屋 公式サイト
  • 秩父鉄道「ガーデンハウス有隣」「定番メニュー」、ガーデンハウス有隣 閉店のお知らせ(2026年8月5日)

確認日:2026年11月7日

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