秩父市で7年ぶりのBMX国際大会開催、滝沢サイクルパークに世界の強豪が集結
秩父市の秩父滝沢サイクルパークで、7年ぶりとなるBMXの国際大会「秩父BMX国際 2026」が開幕しました。2026年9月4日から6日までの3日間、国内トップ選手に加えて海外からの選手も参戦。大会1日目はエリート男子でニュージーランドのジャック・グリーノー選手、エリート女子で畠山紗英選手が優勝しました。
秩父滝沢サイクルパークで何が行われている?
今回開催されているのは「秩父BMX国際 2026|第17回秩父市長杯|JBMXF大東建託シリーズ第7戦/第8戦|地域選抜全国大会」です。ひとつの大会にいくつもの名称が並んでいますが、それだけ複数の意味を持つ大会だということです。
主催は一般社団法人全日本BMX連盟(JBMXF)と秩父市。主管を秩父BMX協会が務め、国際自転車競技連合(UCI)と公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)の公認を受けています。後援には秩父市、秩父市教育委員会、秩父市体育協会が名を連ねており、地元が一体となって支える大会となっています。
2028年ロサンゼルス五輪につながる重要な一戦
本大会はUCIの「C1カテゴリー」として行われます。ここで獲得できるUCIポイントは、2028年ロサンゼルスオリンピックの出場枠獲得に関わってくるため、選手にとって非常に重要な意味を持つレースです。
秩父で行われるレースが、そのまま世界の舞台につながっている。地元で観戦できる価値の高い大会だといえます。
大会1日目の結果をカテゴリー別に紹介
大会1日目は「第17回秩父市長杯」を兼ねて実施されました。当日は雨で路面が濡れ、滑りやすい難しいコンディションのなかでの熱戦となりました。
エリート男子
最高峰カテゴリーのエリート男子には、現アジア王者の中井飛馬選手、今季のJBMXF大東建託シリーズで3勝を挙げている木内彪凱選手、そしてニュージーランドのジャック・グリーノー選手らがエントリーしました。
決勝ではインコースからスタートしたグリーノー選手が終始レースを優位に進めて優勝。2位に中井飛馬選手、3位に木内彪凱選手が入りました。
グリーノー選手は、このコースが1レーン有利であることを見越し、予選3レース目で好タイムを出して狙いどおり1レーンを確保したことが勝因だったとコメントしています。初参加となった日本での滞在についても、1週間では足りないほど最高の体験になっていると語りました。
エリート女子
エリート女子はジュニアとの混走で、3レース合計のフォーマットで実施されました。2大会連続でオリンピックに出場している畠山紗英選手が、すべてのレースをトップでフィニッシュして完全優勝を達成。2位に丹野夏波選手、3位に籔田寿衣選手が入りました。
アンダー23・ジュニア
男子アンダー23は5名がエントリーし、3レース合計のフォーマットで坂本優和選手が優勝。2位に浦井健芯選手、3位に津田瑛真選手という結果でした。
男子ジュニアは4名で争われ、アジア王者の近藤心選手が優勝。2位に横地泰河選手、3位に加藤一平選手が入りました。女子ジュニアは規定によりカテゴリーごとの表彰が行われ、西村優々花選手が優勝、2位が中村真唯選手となっています。
年齢別のチャレンジカテゴリー
年齢別のチャレンジカテゴリーでも熱戦が展開されました。男子15-16歳は最終ストレートで高崎成琉選手を逆転した橋本希一選手が優勝。男子13-14歳は細川惺覇選手、女子15歳オーバーは澤田茉奈選手、女子11-12歳は稗田夏子選手がそれぞれ優勝しています。
秩父らしさが光った開会式と市長の登壇
開会式では秩父屋台囃子が披露され、地域の伝統文化が国際大会の舞台を彩りました。また決勝レース前には清野和彦秩父市長が登壇し、選手たちにエールを送っています。
国際大会でありながら、地元・秩父ならではの空気が感じられる演出になっていたようです。
そもそもBMXレーシングとはどんな競技?
BMXは1970年代のアメリカで、子どもたちがオートバイのモトクロスを真似たことが原点とされているスポーツです。
BMXレーシングは、300~450mのコースを最大8人が一斉にスタートし、着順を競う競技。ダイナミックな走りで世界中に広がりました。その自由な競技特性から、フリースタイルという派生競技も生まれています。オリンピックでは2008年の北京大会から正式競技となりました。
短時間で決着がつくスピード感のある競技なので、BMXを見たことがない方でも楽しみやすいのが魅力です。
大会概要とアクセス
- 大会名:秩父BMX国際 2026|第17回秩父市長杯|JBMXF大東建託シリーズ第7戦/第8戦|地域選抜全国大会
- 開催期日:2026年9月4日(金)~9月6日(日)
- 会場:秩父滝沢サイクルパーク BMXトラック(〒369-1901 埼玉県秩父市大滝2900-2)
- 主催:一般社団法人全日本BMX連盟(JBMXF)、秩父市
- 主管:秩父BMX協会
- 公認:国際自転車競技連合(UCI)、公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)
- 協賛:大東建託株式会社
- 公式サイト:一般社団法人全日本BMX連盟(JBMXF)
会場となる秩父滝沢サイクルパークは秩父市大滝にあります。オリンピックにつながる国際レースが地元・秩父で開かれるのは7年ぶり。最新の結果や今後の大会情報は、JBMXF公式サイトで確認できます。


