この記事のポイント:羽生市のさいたま水族館で、特別企画展「Gold Fish Science ~金魚から科学する~」が2027年1月11日(月・祝)まで開かれています。展示は通常の入館券で見られ、企画展の期間中は大人(高校生以上)500円・小中学生200円・未就学児無料。12月と1月は閉館が16時30分(入館は16時まで)に早まり、11月9日・24日、12月14日、12月28日〜1月1日などは休館です。車なら東北道の羽生ICから約3km。
夏祭りの金魚すくいで見慣れた魚を、あらためて「なぜこの色なのか」「なぜこの形なのか」と問い直すのが、この冬のさいたま水族館の企画展です。主催の埼玉県公園緑地協会によると、テーマは金魚の遺伝や変異、形や色。金魚が美しく見える理由や鱗の色を科学の視点で解きほぐし、金魚を眺めると人はリラックスするのか、という研究例をもとに来館者が自分で考える「市民科学」のコーナーも設けています。
海の大型水槽がある水族館ではなく、川や沼にすむ淡水の生きものを中心に見せる水族館です。2026年5月には、ここが個体を提供して研究に協力した希少淡水魚ムサシトミヨが、約60年を経て新種として記載されたと発表されています。だからこそ、金魚という身近な魚を「生きもの」として見直す企画が似合います。家族で出かける前に知っておきたい料金・時間・行き方を、冬の時期に合わせてまとめました。

企画展では何が見られる?
公式の案内で示されている柱は大きく二つです。一つは、金魚の遺伝や変異、形や色から「金魚が美しく見える理由」「鱗の色」を科学で読み解く展示。もう一つは、金魚が人に与えるリラックス効果を、関連する研究の例をもとに来館者が考える展示です。見るだけで終わらず、自分の感じ方を確かめながら回れるのがこの企画の特徴です。
金魚は、もとはフナの仲間の色や形の変わりものを人が選んで殖やしてきた魚とされます。同じ「金魚」でも、体の丸さ、尾びれの数、目の位置、鱗の光り方がまったく違うのはそのためです。展示の前に子どもと「赤い金魚と白い金魚、何が違うと思う?」と予想を立ててから入ると、答え合わせのように楽しめます。
なお、展示されている品種の名前や数は、公式の案内に記載がありません。特定の品種を見たい場合は、羽生水郷公園管理事務所(048-565-1010)に問い合わせてから出かけると確実です。
料金はいくら?年間パスポートは得?
| 区分 | 企画展の期間中 | 期間外 | 年間パスポート |
|---|---|---|---|
| 大人(高校生以上) | 500円(団体400円) | 400円(団体320円) | 1,500円 |
| 65歳以上 | 大人と同じ500円 | 大人と同じ400円 | 1,200円(シニア) |
| 小・中学生 | 200円(団体160円) | 100円(団体80円) | 600円 |
| 未就学児 | 無料 | 無料 | — |
団体料金は、有料で入館する人が20名以上の場合です。年間パスポートは購入した月から1年間有効で、大人1,500円は企画展の期間中なら3回で元が取れます(500円×3回)。小中学生の600円も3回で同じです。来年2月27日からは春夏の特別企画展が予定されているので、冬に1回、春に2回行くつもりなら、最初の来館で年間パスポートにしておくほうが割安です。65歳以上のシニアパスポートを買うときは、年齢を証明できるものが必要です。
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持つ人は無料で、障害者手帳アプリ「ミライロID」も使えます。介護者の扱いは条件によって異なるので、窓口で確認してください。
注意 11月14日(土)の県民の日は、2026年の県の協賛行事一覧にさいたま水族館が載っていません(2025年は小中学生が無料でした)。無料になるつもりで出かけないよう、詳しくは埼玉県民の日2026の記事で確認してください。
何時に行けばゆっくり見られる?
開館は9時30分。11月中は17時閉館(最終入館16時30分)ですが、12月1日から1月31日までは16時30分閉館(最終入館16時)と30分早まります。冬の午後、昼食をすませてから出かけると、館内で過ごせるのは2時間ほど。企画展と常設の水槽、公園の散歩まで含めるなら、午前中に着く計画が安心です。
休館日は通常は月に1〜2日ですが、12月は年末と重なって5日あります。11月は9日(月)と24日(火)、12月は14日(月)と28日〜31日、1月は1日、12日(火)、25日(月)。年末年始は12月28日から1月1日まで続けて休み、1月2日から開きます。企画展の最終日1月11日は祝日の月曜で開館、翌12日は休館です。
12月以降のイベントは、公園緑地協会のイベントカレンダーで月ごとに発表されます。出かける前に確認してください。
どうやって行く?車と電車・バス
さいたま水族館は羽生水郷公園の中にあります。住所は埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1。公園部分は常時開放で、休園日はありません。
車がいちばん行きやすく、東北自動車道の羽生ICから栗橋方面へ約3kmです。駐車場は北と南の2か所で、開門は8時〜18時。駐車料金は公式の案内に記載がないため、気になる場合は管理事務所(048-565-1010)で確認してください。
電車の場合、最寄りは東武伊勢崎線の羽生駅か加須駅ですが、どちらからも約7km離れていて、タクシーで約15分かかります。羽生駅東口からの無料直通バス(朝日バス)は4月〜11月の「特定期日のみ」の運行で、12月〜3月は運行しません。平日は羽生市の福祉バス「あい・あいバス」(羽生駅東口〜キヤッセ羽生・水郷公園、1回200円)が使えますが、土日祝日は運休です。冬の週末に電車で行くならタクシーが現実的な選択になります。
| 施設名 | さいたま水族館(羽生水郷公園内) |
|---|---|
| 住所 | 〒348-0011 埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1 |
| 開館時間 | 9:30〜17:00(12月・1月は16:30まで)。入館は閉館30分前まで |
| 駐車場 | 北駐車場・南駐車場(開門8:00〜18:00)。料金は公式に記載なし |
| 問い合わせ | 羽生水郷公園管理事務所 048-565-1010(受付8:30〜17:15) |
よくある質問
企画展だけの別料金はかかる?
かかりません。企画展の期間中は入館料が大人500円・小中学生200円になり、その入館券で企画展も常設展示も見られます。
雨の日でも楽しめる?
展示は館内なので雨でも見られます。ただ公園の散歩や屋外の楽しみは減るので、雨の日の選択肢を比べるなら「埼玉の雨の日に子どもと遊べる屋内施設17選」も参考にしてください。
ほかに子どもと行ける生きもの施設は?
動物とふれあえる県内の施設は「埼玉の動物園・ふれあい施設7選」で、料金と休園日を比べています。
出典
- 埼玉県公園緑地協会「特別企画展『Gold Fish Science ~金魚から科学する~』」(2026年9月27日)、「さいたま水族館:開館時間・入館料金・休館日」、「アクセス」、「10月の水族館の休館日について」、イベント「探検ツアー」「おさかなの足湯」
- 埼玉県「さいたま水族館(羽生水郷公園)特別企画展 開催!」イベントカレンダー(2026年10月23日掲載)
- 埼玉県公園緑地協会「羽生水郷公園」公園概要、ピックアップニュース「ムサシトミヨ…新種として記載される」(2026年5月27日)
確認日:2026年10月29日。休館日・イベントは変わる場合があります。出かける前に公式ページで確認してください。

