JR宇都宮線の新白岡駅の周辺では、「新白岡2.0」と名づけたまちづくりが進んでいます。埼玉県の「スーパー・シティプロジェクト」に2022年度にエントリーした取り組みで、住民によるエリアマネジメント、デジタル技術の活用、防災・エネルギーの3本柱で、住宅地としての価値を高めることを目指しています。

新白岡駅周辺はどんな地域?
新白岡駅は1987年に開業しました。駅周辺の地域は市の北部にあり、面積は約410ha(市全体の約16%)、人口は約9,700人で市の約19%が住んでいます。土地区画整理事業で新白岡4〜9丁目の住宅地ができ、駅の東側には白岡ニュータウンが広がります。一方で、商業施設の少なさや交通の便などが課題とされています。
「新白岡2.0」の3つの柱
| 柱 | 主な取り組み |
|---|---|
| コンパクト(エリアマネジメント) | まちづくり団体の支援、SNSでの発信、駅前広場の整備、旧自転車駐車場のリノベーションの検討 |
| スマート(地域DX) | オンデマンド交通「のりあい交通」の充実、ICTを使った高齢者の見守りサービス |
| レジリエント(防災・エネルギー) | 自主防災組織の育成、太陽光発電・蓄電池・EV充電の整備、脱炭素の避難所 |
県の資料(地域まちづくり計画、2024年3月策定・2025年9月更新)では、2026年度の目標として、住民が主体のイベントを年5回、見守りサービスの利用を延べ200人、脱炭素の避難所を2か所としています。
まちづくりの担い手
- 街活性室株式会社:2022年8月18日に、市とエリアマネジメントの推進に関する協定を結びました
- 一般社団法人まちカケル想い:2023年3月に任意団体「新白岡エリアマネジメント」として発足し、2024年4月に一般社団法人になりました。2024年5月28日に市とにぎわいづくりの協定を結んでいます
これまでの主な動き
- 2023年1〜3月:駅の自由通路で社会実験。有志団体がパンや焼き菓子を販売し、地域の買い物ニーズを調べました
- 2023年度:地域の4,600世帯にアンケート。意見交換会を4回開き、マルシェ「ヒルズマルシェ」やクリスマスツリーの展示を実施
- 新白岡駅東口の交番の北側にある広場の愛称が「しんしらひろば」に決まり、お披露目イベントには約1,000人が集まりました
今後は、定期的なマルシェ、市の土地を使った拠点づくり、土地利用の検討などを進める予定です。
出典
- 白岡市「新白岡駅周辺地域のまちづくり」(街活性室との協定、まちカケル想いとの協定、自由通路の社会実験)
- 埼玉県「新白岡スーパー・シティプロジェクト 地域まちづくり計画」
- 白岡市都市計画マスタープラン 新白岡駅周辺地域
2026年10月1日時点の情報です。

