吉見町のいちご狩りは、1月から5月まで、大人(中学生以上、今西いちご園は小学生以上)2,000〜2,980円が昨シーズン(2025-26年)の相場でした。町が配ったMAPに料金を載せた7園を比べると、いちばん安く楽しめるのは4月以降の値下げ期間で、おおくしいちご園と丹羽いちご園は5月に1,500円、今西いちご園は4月8日から1,600円まで下がりました。小さな子ども連れなら腰の高さで摘める「高設栽培」の園、平日に行くなら土日祝のみ営業の園を外す、というのが選び方の基本です。2026-27シーズンの町のMAPや各園の開園日は、10月7日時点で確認できた範囲ではまだ出ていません。

2026-27シーズンはいつから?
町の「吉見いちご観光農園&直売所お出掛けMAP」は2025-26年版(2025年12月発行)が最新で、今シーズン版はまだ出ていません。丹羽いちご園も2026年5月31日に前シーズンを終えたとお知らせしたきりで、次の開園日は未発表です。
目安になるのは昨シーズンの料金表の始まりの日付です。1月2日(おおくしいちご園)、1月3日(今西いちご園の土耕、ストロベリーエンジェル、Strawberry Base)、1月17日(PonPonYAMA Strawberry)、2月28日(今西いちご園の高設)と、年明けすぐに始まる園が中心でした。県の「吉見町のいちご」では、吉見のいちごは12月ごろから5月ごろまで買えると紹介されているので、年内に行きたい人は12月に各園のサイトやSNSを確認してください。新しいMAPや開園日が出たら、この記事に追記します。
7園の料金と営業日を比べると?
町のMAPに載っている観光農園の、昨シーズンの料金(中学生以上)と営業の条件です。時間制限は、ストロベリーエンジェルが45分、丹羽いちご園が40分と案内しています(ほかの園はMAPに記載なし)。今シーズンの料金はまだ出ていないので、予算の目安として見てください。
| 農園(栽培) | 料金(中学生以上) | 時間・定休日 | 支払い |
|---|---|---|---|
| 今西いちご園(高設) 下細谷 | 2/28〜4/7:2,200円 4/8〜:1,600円 ※小学生以上の料金 | 9:30〜15:00 不定休 | 現金のみ |
| 今西いちご園(土耕) 谷口 | 1/3〜4/7:2,000円 4/8〜:1,600円 ※小学生以上の料金 | 9:00〜 不定休 | 現金のみ |
| おおくしいちご園(高設) 大串 | 1/2〜5/10:2,800円 5/11〜:1,500円 | 9:00〜17:00(最終受付16:00) 月曜休み | 現金・カード・QR |
| ストロベリーエンジェル(高設) 今泉 | 1/3〜5/6:2,900円 5/8〜5/31:園に問い合わせ | 10:00〜14:00 火・木曜休み | 現金・カード・電子マネー・QR |
| Strawberry Base(高設) 上細谷 | 1/3〜5/8:2,900円 5/9〜5/31:1,900円 | 10:00〜15:00(予約客のみ9:30〜) 火曜休み | 現金・カード・QR |
| 丹羽いちご園(高設) 上銀谷 | 〜5/6:2,800円 5/7〜5/17:1,500円 | 9:30〜15:00(公式サイトでは9:30〜14:00) 金曜休み | 現金・QR |
| PonPonYAMA Strawberry(高設) 山ノ下 | 1/17〜4/5:2,980円 4/6〜5/6:2,500円 5/7〜5月末:2,000円 | 9:00〜15:00 土日祝のみ(平日は10名以上の予約のみ) | 現金・QR |
どの園も駐車場があります。今西いちご園は「なくなり次第終了」としていて、ほかの園もいちごの状況で早めに閉めることがあります。MAPには「いちごの状況により定休日以外に休んだり営業時間を変えたりする場合がある」「時期により料金が変わる場合がある」と注意書きもあるので、当日の朝に園のSNSや電話で確かめてから出かけてください。
予約は必要?
町のMAPを見る限り、ふだんの受付に予約が必要とされている園はありません(土曜午前の丹羽いちご園を除く)。予約が絡むのは次のケースです。Strawberry Baseは、10時の開園前の9:30から入れるのは予約客だけで、春に設ける夜の部(18:00〜20:00)も要予約です。PonPonYAMA Strawberryは平日は10名以上の予約だけを受け付け、ネット予約なら振込払いもできます。丹羽いちご園は公式サイトで、土曜日だけ9:30〜12:00を予約のみ、12:00以降を当日受付とし、ほかの日は当日来てハウスを見てから入れると案内しています(予約は極力取らない方針)。予約できる園なら、時間を決めて行くこともできます。
子どもの料金はいくら?
子どもの料金は園によって区切り方が違います。小学生はおおむね2,500円(今西いちご園は小学生以上で大人と同じ)、未就学児は1,000〜1,500円、2歳以下は無料という園が多く、おおくしいちご園は3歳以上の未就学児が1,500円、PonPonYAMA Strawberryは1歳以下が無料でした。ストロベリーエンジェルは70歳以上を小学生と同じ2,500円にしています。
家族4人(大人2人・小学生1人・3歳1人)で1月に行くと、おおくしいちご園なら2,800円×2+2,500円+1,500円で9,600円。同じ家族が5月中旬に行けば1,500円×2+1,000円+500円で4,500円と、半分以下になります。
いつ行くのがお得? 値下げの時期
吉見のいちご狩りは、春が深まるにつれて段階的に安くなります。昨シーズンの値下げ時期を早い順に並べると、PonPonYAMA Strawberryの4月6日(2,980円→2,500円)、今西いちご園の4月8日(→1,600円)、PonPonYAMA Strawberryの2回目の5月7日(→2,000円)、丹羽いちご園の5月7日(2,800円→1,500円)、Strawberry Baseの5月9日(2,900円→1,900円)、おおくしいちご園の5月11日(2,800円→1,500円)です。
シーズン後半は安くなる。お目当ての品種をじっくり味わいたいなら1〜3月、とにかく手ごろにお腹いっぱい食べたいなら5月、という使い分けができます。どちらの時期も、受付が早く終わる日に備えて午前中に着くようにすると安心です。
どの園を選ぶ? 目的別のおすすめ
小さな子ども連れなら、まず栽培方法を見ます。吉見の観光農園はほとんどが高設栽培で、立ったまま摘めるのでしゃがむ必要がありません。なかでも丹羽いちご園は、背の高さに合わせて摘める高さのベンチを使っていて、小さな子や年配の人も無理なく摘めると紹介しています。反対に、今西いちご園の土耕ハウス(とちおとめ)は昔ながらの土の畑で、しゃがんで摘むぶん「畑でいちご狩りをした」実感があります。汚れてもいい服で行きましょう。
いろいろな品種を食べ比べたいなら、45分間で約10品種が食べ放題のストロベリーエンジェルが向いています。べにたま、かおり野、あまおとめ、よつぼし、すずなどを一度に食べ比べられます。犬と一緒に出かけたい人や、仕事帰りに寄りたい人はStrawberry Base。ビニールハウスの横に無料のドッグランがあり、昨シーズンは春に夜の部も開いていました。
- カードで払いたい:おおくしいちご園、ストロベリーエンジェル、Strawberry Base。今西いちご園は現金のみ
- 平日に行きたい:PonPonYAMA Strawberryは土日祝のみ営業。月曜(おおくし)、火曜(エンジェル・Base)、木曜(エンジェル)、金曜(丹羽)の定休日にも注意
吉見ではどんな品種が食べられる?
吉見町は、県の直売所紹介で「埼玉県内第1位の生産量を誇る」とされるいちごの産地です。県が育てたオリジナル品種として、甘みの強い「あまりん」、香りのよい「かおりん」、甘みと酸味のバランスがよい「べにたま」があり、町のMAPでも表紙の次に大きく紹介されています。観光農園ではこのほか、よつぼし、紅ほっぺ、やよいひめ、とちおとめなどが摘めます。
品種は園ごとに違い、時期によって摘める品種も変わります。お目当ての品種がある人は、その園の品種一覧と、当日食べられるかを確認してから行くと確実です。
いちご狩りのあとに寄りたいところ
町のMAPには観光農園のほかに、いちごを買える直売所が15か所載っています。その一つが「道の駅いちごの里よしみ」内のJA埼玉中央吉見農産物直売所で、1〜6月は9:30〜17:00に「吉見いちご」を販売しています。県の紹介では、道の駅の物産館にはいちご生どら焼や手作りいちごジャムなども並びます。
2025年は3月16日(日)に道の駅で「いちごまつり〜苺一会〜」が開かれ、吉見産いちごを使ったキッチンカーやステージが並びました。同じ町内には国指定史跡の「吉見百穴」もあり、いちご狩りの前後に組み合わせると半日のお出かけになります。
出典
- 吉見町「吉見いちご観光農園&直売所お出掛けMAP 2025-26」(2025年12月発行)(各園の料金・時間・定休日・支払い・品種)
- 埼玉県グリーンツーリズム「いちご狩り」
- 埼玉県「吉見町のいちご」
- 丹羽いちご園
- 埼玉県「道の駅いちごの里よしみ」(直売所の紹介)
- 道の駅いちごの里よしみ(JA直売所の営業時間)
- 埼玉県「いちごまつり〜苺一会〜」(2025年)
2026年10月7日時点の情報です。料金は2025-26シーズンのもので、今シーズンは変わる場合があります。


