川口市で建設が進んでいる県内初の公営の屋内50m水泳場は、正式名称が「埼玉県屋内総合プール」に決まっています。開業予定は2027年(令和9年)7月1日(木)です。2026年8月の時点で50mメインプールの本体工事や飛込台の工事が進んでいて、建設工事は2027年3月に終わる予定です。
施設の概要
| 正式名称 | 埼玉県屋内総合プール |
|---|---|
| 所在地 | 川口市道合390ほか(川口市の(仮称)神根総合運動公園内) |
| 開業予定 | 2027年7月1日(木) |
| メインプール | 50m×25m(可動壁で25mプール2面としても使える) |
| サブプール | 25m×22m |
| 飛込プール | 25m×22m |
| 観客席 | 約3,000席 |
| 駐車場 | 約230台(公園内にも別に駐車場あり) |
| そのほか | ドライランド(水泳選手の陸上トレーニング用エリア)。川口市の北スポーツセンターと同じ建物 |
すべてのプールで、日本水泳連盟の各種目の公認を取る予定です。
どんなプールになるのか
県の資料によると、このプールは「県営屋内50mプールの建設要望に関する署名」が10万筆集まったことをきっかけに実現しました。競技者向けには「ミルタプール」や「オメガ社スタート台」など国際基準の設備をそろえ、国内の主要な大会も開く予定としています。大野元裕知事は2024年12月25日に、日本水泳連盟の鈴木大地会長へ、このプールで連盟主催の大会を開くよう要望しました。
一方で、アスリートだけの施設ではありません。すべてのプールで水位を調節でき、子ども向けの水泳教室や健康づくり教室も開く予定です。屋内なので、季節や天候に関係なく1年を通して泳げます。運営会社は、性別や年齢、障害の有無にかかわらず使えるユニバーサルデザインを取り入れるとしています。
工事の進み具合
- 2026年5月:屋根の工事(スライド工法)が完了
- 2026年6月:50mメインプール本体の工事が始まる
- 2026年8月:いちばん高い10mの飛込台まで、コンクリートの打設が完了(運営会社の8月20日の報告)。50mプールを25mプール2面に分ける可動壁の工事も8月中に始まる予定とされた。屋外では外壁の塗装が進み、足場の一部が外されて建物の外観が見えてきた
工事の様子は、県のサイトと運営会社のサイトで写真つきで公開されています。
開業までのスケジュール
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2027年3月 | 建設工事の完了予定 |
| 2027年4月1日(木) | 愛称の使用開始、開業準備 |
| 2027年7月1日(木) | 開業 |
| 2042年3月31日 | 運営期間の終わり(令和24年3月31日) |
整備と運営はPFI方式で、さきたまプールPFIサービス株式会社が担います。建設は前田建設工業、運営はシンコースポーツです。
愛称はまだ発表されていない
県は2026年3月30日から6月30日まで、このプールのネーミングライツ(命名権)を買う企業を募集しました。希望する金額は年500万円以上(税抜き)、期間は5年以上10年以下です。7月中旬に優先交渉権者を決め、8月中旬に契約する見込みとしていましたが、9月24日の時点で、県のサイトに愛称の発表は見当たりません。愛称は2027年4月1日から使われる予定です。
愛称がついても、条例で決める正式名称「埼玉県屋内総合プール」は変わりません。プールがある(仮称)神根総合運動公園についても、川口市が別にネーミングライツを募集する予定です。
アクセス
- 車:東京外かく環状道路の川口西ICから2.4km
- バス:JR京浜東北線の蕨駅からバスで約20分、「北スポーツセンター」下車
- 徒歩:JR武蔵野線の東浦和駅から約25分
よくある質問
一般の人も泳げますか。
県は、アスリートだけでなく子どもの水泳教室や健康づくり教室も開く予定としています。利用料金や営業時間は、県や運営会社のサイトにまだ載っていません。
問い合わせ先は。
埼玉県 県民生活部 スポーツ振興課 スポーツ施設担当、048-830-6951です。
この記事の確認日
2026年9月24日に、埼玉県の「埼玉県屋内50m水泳場整備運営事業」のページ、ネーミングライツ募集要項、建設状況のページと、運営会社の公式サイトで確認しました。愛称や利用料金が発表されたら、この記事を更新します。


