越生町の黒山三滝(くろやまさんたき)は入場無料で、町営の無料駐車場が4か所、合わせて63台分あります。ただ、町と観光協会は10時〜15時ごろは駐車までに30分以上かかることがあると注意を出していて、滝まではどの駐車場からも歩いて15〜20分かかります。
もう一つ大事な変化が、路線バスです。越生駅と黒山を結ぶ川越観光自動車の黒山線は、2026年4月1日から平日は運休し、土日祝だけの運行になりました。車なら10時前に着くこと、バスなら土日祝に1日6本の時刻に合わせること。この二つを押さえておけば、黒山三滝で駐車場探しに時間を取られずに済みます。

駐車場はどこ?4か所の台数と滝までの歩き
町営駐車場はどれも無料ですが、台数は多くありません。いちばん滝に近い第1駐車場でも23台で、満車になると順に奥の駐車場を探すことになります。
| 駐車場 | 台数 | 滝まで徒歩 | 住所・メモ |
|---|---|---|---|
| 黒山三滝町営第1駐車場 | 23台 | 約15分 | 越生町黒山958-1 |
| 黒山三滝町営第2駐車場 | 17台 | 約18分 | 越生町黒山782-1。ハイキングの人はこちら |
| 全洞院前町営駐車場 | 10台 | 約19分 | 越生町黒山674。ハイキングの人はこちら |
| 黒山三滝臨時駐車場 | 13台 | 約20分 | 観光協会の最新案内に掲載 |
| 越生梅林駐車場 | 無料開放 | バスで移動 | 梅林入口バス停から路線バス(土日祝のみ) |
台数と徒歩時間は町の「黒山三滝」のページと、越生町観光協会の「黒山三滝へお越しの皆さまへ【最新】」によるものです。滝まで歩く時間はどこからでも15〜20分と大差がないので、「近い駐車場が空くのを待つ」より、空いている駐車場にすぐ停めて歩くほうが結果的に早く滝に着きます。
注意したいのが、第1駐車場より先の道です。この先は有料駐車場の利用者と関係者以外は入らないよう強く呼びかけられています。民間の有料駐車場もあり、観光協会はその併用も勧めていますが、料金や台数は公式の案内に載っていません。
何時に行けば停められる?混雑する時間帯と守りたいこと
町と観光協会がそろって挙げているのが10時〜15時ごろの混雑です。この時間帯は周辺道路で渋滞が起き、駐車までに30分以上かかることがあります。滝へ向かう道には車のすれ違いが難しい区間もあり、町は交互通行への協力を求めています。
確実に停めたいなら、10時より前に駐車場に着くのがいちばんの対策です。午前中に滝を見て、昼前に引き上げれば、混み合う時間帯の入口渋滞にも巻き込まれにくくなります。午後から行く場合は、混雑の目安が15時ごろまでなので、それ以降なら停めやすくなる可能性がありますが、秋は日が短く、山あいの滝は早く暗くなる点も頭に入れておいてください。
もう一つ、町営駐車場は3時間以上の長時間駐車を控えるよう求められています。滝を見るだけなら、駐車場との往復(30〜40分)に見物の時間を足しても、3時間以内には十分に収まります。山歩きまでするなら、町が案内するとおり第2駐車場か全洞院前の駐車場を使い、混雑時は梅林駐車場とバスの組み合わせを考えるのが周りに迷惑をかけない選び方です。路上駐車は路線バスの運行の妨げになるため、どんなに混んでいても避けてください。
バスで行くなら?平日は走っていない
電車で行く場合は、JR八高線・東武越生線の越生駅から川越観光自動車の黒山線に乗り、終点の「黒山」で降ります。越生町の路線バスのページにあるとおり、この路線は2026年4月1日から平日運休・土日祝のみの運行です。平日に行く人は、車かタクシーで向かうことになります。
| 越生駅発 | 梅林入口発 | 黒山着 |
|---|---|---|
| 9:10 | 9:17 | 9:34 |
| 10:05 | 10:17 | 10:34 |
| 11:12 | 11:24 | 11:41 |
| 12:43 | 12:55 | 13:12 |
| 14:50 | 15:02 | 15:19 |
| 16:00 | 16:07 | 16:24 |
川越観光自動車の時刻表検索(2026年10月3日時点の土曜・日曜祝日ダイヤ)から作りました。10:05・11:12・12:43・14:50の便はニューサンピア埼玉おごせを経由するため、越生駅から黒山まで29分、ほかの便は24分です。帰りの黒山発は9:36、10:40、12:11、13:17、15:25、16:30(最終)の6本です。
車で来て梅林駐車場に停める場合も、このバスを使えます。梅林入口から黒山まではおよそ17分。たとえば梅林入口を10:17に出れば10:34に黒山に着き、滝を見てから12:11の便で戻る、という2時間ほどの組み立てができます。滝との往復の歩き(30〜40分)を引くと、滝で過ごせるのは1時間ほどです。10時以降は滝の近くの駐車場が混み始める時間なので、それを避ける手としても使えます。
運賃は公式の時刻表ページに載っていないため、川越観光自動車の運賃検索で確かめてください。越生駅西口の観光協会窓口ではレンタサイクルも貸し出しています。
黒山三滝はどんな場所?着いてから何を見る?
黒山三滝は、越辺川(おっぺがわ)の支流・三滝川にかかる三つの滝の総称です。上下二段になって落ちる男滝(おだき)と女滝(めだき)、そこから少し下流の天狗滝があります。上下に連なる二段の滝と、少し離れた一本の滝という、表情の違う滝を一度に見られるのがここの面白さです。
歴史は古く、室町時代には山岳信仰の修験道の拠点として開かれました。幕末には江戸にも名所として紹介され、昭和25年に「日本観光地百選」の滝の部に選ばれ、翌年には三滝を中心とする一帯が県立黒山自然公園に指定されています。毎年7月の第1日曜日には、山伏や天狗の姿をした行列が歩く「滝開き」が行われます。
観光協会によると、入場料はなく、トイレがあり、ペットも連れて行けます。春の新緑、夏の涼しさ、秋の紅葉とどの季節も見どころがあり、紅葉の時期も混雑が予想されます。紅葉を目当てにするなら、ここに書いた「10時前に着く」「土日祝はバスを使う」の二つがいっそう効いてきます。県内のほかの紅葉の名所は埼玉の紅葉2026にまとめています。
雨の後に行っても大丈夫?
大雨の後の滝は水量が増えて迫力がありますが、町は台風や大雨の予報が出たときに、増水時は河川や滝つぼに近づかないよう呼びかけています。雨の翌日に行くなら、滝は離れた場所から眺めるだけにして、足場の悪い岩場には下りないでください。道や駐車場の状況が気になる日は、越生町産業観光課(049-292-3121)に問い合わせると確実です。
よくある質問
入場料や駐車料金はかかりますか?
滝の見学は無料です。町営の4か所の駐車場と、無料開放されている越生梅林駐車場も無料です。周辺の民間駐車場は有料です。
トイレはありますか?ペットは連れて行けますか?
観光協会の案内によると、トイレがあり、ペットも連れて行けます。滝の周りはほかの観光客も多いので、リードは短く持って歩きましょう。
平日にバスで行けますか?
行けません。黒山線は2026年4月1日から平日運休で、土日祝だけ1日6往復です。平日は車かタクシーを使ってください。
ハイキングをするならどこに停めればいいですか?
町と観光協会は、ハイキングの人には第2駐車場か全洞院前の駐車場を使うよう案内しています。観光協会は、黒山三滝を通るコースや、大高取山を経て越生駅まで歩くコースも紹介しています。


