鳩山町の鳩山ニュータウンは、町の人口の約半分が暮らす大規模な住宅地です。分譲から50年がたち、高齢化と空き家が課題になっています。町や住民がどんな取り組みをしているのかをまとめました。

鳩山ニュータウンとは
松ケ丘・楓ケ丘・鳩ケ丘の3地区からなる約137haの住宅地です。住民団体の鳩山ニュータウン町内会連合によると、1971年に開発が始まり、1974年7月から1994年3月にかけて分譲されました。すべて一戸建てです。
町が県に示した資料では、2024年6月1日現在の人口は6,539人で、町全体の50.8%。高齢化率は50%を超えています。
拠点は「コミュニティ・マルシェ」
2017年7月1日に、コミュニティセンター1階の旧物販ゾーンを活用して開設された施設です(松ケ丘一丁目2番4号)。
- 移住推進センター
- ニュータウンふくしプラザ
- まちおこしカフェ
- シェア・オフィス(8室)
- マルシェ研修室
開館は9:00〜17:00(祝日・年末年始休み)。指定管理者は株式会社アール・エフ・エーです。2026年2月12日からは、ここなどでウォーターサーバーの実証実験も始まりました。
空き家の活用
町は空き家バンクを設け、売りたい・貸したい人と、買いたい・借りたい人をつないでいます。窓口は政策財政課と移住推進センターです。
移住・定住を目的とした空き家リフォーム補助金もあり、工事費の2分の1、上限20万円が補助されます(広報はとやま令和8年10月号)。申請の条件は町に確認してください。
建築協定から地区計画へ
2025年9月30日、ニュータウン全域(約137ha)を対象にした地区計画が決定・告示されました。これまでの建築協定に代わるルールです。
| 地区 | 主な用途 | 最低敷地面積 |
|---|---|---|
| A地区(約99.9ha) | 住宅 | 150㎡ |
| B-1地区(約27.8ha) | 低層複合 | 150㎡ |
| B-2地区(約6.3ha) | 中高層複合 | 150㎡ |
| C地区(約3.0ha) | 公共 | 300㎡ |
| D地区 | 近隣商業 | 300㎡ |
道路境界から1.2m以上、隣地境界から1.0m以上の壁面後退も決められています。町は、今の街並みを保ちながら「広い世代が安心して生活できるまちづくり」を進めるため、としています。
シンポジウムや住民のイベントも
- 2026年1月31日:まちづくりシンポジウム2026(鳩山町と株式会社RFAの主催。東京藝術大学の藤村准教授が基調講演)
- 2026年8月2日:鳩山ニュータウン・サマーフェス2026(ふれあいセンター前広場)
- 2026年9月27日:HATOYAMAオクトーバーフェス2026(鳩山産ホップの限定クラフトビール)
町の移住サイトでは、シェアアトリエなども紹介されています。
出典
- 埼玉県「鳩山町」(スーパー・シティ マッチング)
- 鳩山町「コミュニティ・マルシェ」
- 鳩山町「空き家バンク」
- 鳩山ニュータウン地区 地区計画(PDF)
- 鳩山町 町長行政報告(令和8年3月)
- 広報はとやま令和8年10月号(PDF)
- 鳩山ニュータウン町内会連合
2026年10月1日時点の情報です。


