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埼玉のサイクリングロード|荒川・入間川・利根川のコースとレンタサイクル

埼玉のサイクリングロード 荒川・入間川・利根川の距離とレンタサイクル おでかけ・イベント

埼玉でサイクリングを始めるなら、自転車を借りられる場所から走り出すのがいちばん手軽です。荒川の河川敷なら彩湖・道満グリーンパーク(戸田市、シティサイクル1日200円)、利根川沿いなら加須サイクリングセンター(貸し出し無料、土日祝のみ)、木々の中を走るなら国営武蔵丘陵森林公園(約17kmのサイクリングコース)が候補になります。初めてなら一時停止が少なく休憩しやすい入間川自転車道、無料で借りたいなら加須(土日祝のみ)、緑の中をのんびり走りたいなら森林公園の園内の専用コースがおすすめです。

県が「大規模自転車道」として整備しているのは、荒川・入間川・利根川・芝川などの6路線です。原則として歩行者優先の自転車歩行者専用道路(一部に例外区間あり)で、今は荒川と利根川に工事による迂回区間があります。この記事では、県の資料をもとに主な路線の距離と見どころ、自転車を借りられる場所をまとめました。

埼玉の主なサイクリングロード5路線の距離比較と迂回区間、レンタサイクルの場所
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県内の主なサイクリングロード

路線区間距離見どころ
荒川自転車道国道17号(さいたま市)〜武蔵丘陵森林公園(滑川町)45.9km川幅日本一、さくら堤公園、ポピーの花畑
入間川自転車道入間大橋(川越市)〜豊水橋(狭山市)22.8km公園の中を通り休憩しやすい
利根川自転車道利根川橋(久喜市)〜坂東大橋(本庄市)48.9km(表の中で最長)利根大堰、道の駅はにゅう・おおとね
芝川自転車道都市農業公園(東京都足立区)〜八丁橋(さいたま市)12.8km見沼通船堀公園、川口グリーンセンター
川島こども動物自然公園自転車道松永橋(川島町)〜こども動物自然公園(東松山市)12.4km荒川自転車道からの支線

距離と区間は埼玉県の路線資料によるものです。県の大規模自転車道は、表の5路線を含む計6路線です。紙の「サイクリングロードマップ」は県庁第2庁舎2階の道路環境課で受け取れます(平日8時30分〜17時15分。郵送は休止中)。

荒川自転車道:県内で利用者がいちばん多い

国道17号のあたりから武蔵丘陵森林公園まで45.9km。県の資料では「県内自転車道利用者No.1」とされている路線です。川幅日本一のポイントや、春のポピーで知られる鴻巣の花畑、さくら堤公園など、季節ごとの見どころが沿線に並びます。

注意したいのは2点です。まず、国道16号の上江橋との交差点から入間大橋との交差点までは、工事のため2030年(令和12年)3月まで迂回区間になっています。もう一つは、県が「羽根倉橋より南の公園と東京都内の緊急用河川敷道路はサイクリングロードではない」と明記していることです。彩湖や秋ヶ瀬公園のあたりは、指定された自転車道ではなく公園や河川敷の道なので、散歩する人に気をつけてゆっくり走ってください。

彩湖・道満グリーンパークで自転車を借りる

戸田市の彩湖・道満グリーンパークでは自転車を借りられます。広報戸田(2023年5月号)によると、シティサイクルと子ども用は1日200円、子ども乗せ自転車とスポーツタイプは1日500円、2人乗りのタンデム自転車は1時間500円です。施設の営業は8時30分〜17時で、年末年始は休み。別の資料では料金の表記が違うため、借りる前に管理事務所(048-449-1550)で確認してください。借りた自転車で公園の外まで走れるかも、あわせて聞いておくと安心です。

入間川自転車道:休憩しやすい初心者向け

川越市の入間大橋で荒川自転車道と合流し、狭山市の豊水橋まで22.8km。県の資料では「公園の中を通るので休憩を取りやすい」「橋などで一時停止する場所が少ない」とされていて、はじめてのサイクリングにも走りやすい路線です。荒川自転車道とつながっているので、体力があれば両方を組み合わせて走ることもできますが、合流点の手前にあたる荒川側の上江橋〜入間大橋の区間は2030年3月まで迂回が必要です。

利根川自転車道:県の区間48.9km

久喜市の利根川橋から本庄市の坂東大橋まで48.9kmで、この記事で紹介する路線の中で最も長い路線です。江戸川自転車道ともつながり、利根川・江戸川のサイクリングロード全体では群馬県渋川市から東京ディズニーリゾート周辺まで約170kmに及びます。沿線には利根大堰(行田市)や道の駅はにゅう、道の駅おおとねなどがあります。

ただし、行田市須加〜羽生市上村君と、行田市酒巻〜須加の2区間は、国の利根川堤防強化対策工事のため2027年(令和9年)3月末ごろまで迂回が必要です。また県によると、深谷市の小山川橋付近は自転車歩行者専用道路ではないため一般車両が通行します。迂回路では一般道を通る場合があるので、車と歩行者に注意してください。

加須サイクリングセンター:無料で借りられる

加須サイクリングセンターでは、自転車を無料で借りて利根川自転車道を走れます。開館は土日祝のみ(2024年12月から平日は休館)で、9時〜17時。貸し出しの受付は16時まで、返却は16時30分までです。12月29日〜1月3日は休館します。

芝川自転車道と見沼田んぼ

東京都足立区の都市農業公園から、さいたま市の八丁橋まで12.8km。見沼通船堀公園や川口グリーンセンターなどが沿線にあり、県の資料ではフェンスが設けられた路線として案内されています。見沼田んぼの周りには、総延長20km超の「見沼田んぼの桜回廊」もあり、さいたま市は「日本一の桜回廊」と紹介しています。春は桜を見ながら走れるエリアです。

森林公園のサイクリングコース

国営武蔵丘陵森林公園(滑川町)には、全長約17kmのサイクリングコースがあります。荒川自転車道の終点でもあり、園内では自転車を借りることもできます。料金は旅行情報サイトによると3時間で大人600円、小人350円、電動アシスト付き950円(2023年時点)。別に入園料(高校生以上450円)がかかります。最新の料金は公園で確認してください。

自転車を借りられる場所

場所料金営業走れる道
彩湖・道満グリーンパーク(戸田市)1日200円〜(広報戸田 2023年)8:30〜17:00彩湖周辺の園内(園外は要確認)
加須サイクリングセンター(加須市)無料土日祝 9:00〜17:00利根川自転車道
森林公園(滑川町)料金は公園で要確認+入園料開園時間に準じる園内サイクリングコース
行田市観光協会1日600円〜(シティサイクル)貸出場所により異なる行田の市街・古墳群

行田市観光協会のレンタサイクルは、市内4か所で借りられ、シティサイクル1日600円、電動アシスト付き1,200円、クロスバイク1,000円です。予約は前日13時までにWebで、支払いはクレジットカードのみ。写真付きの身分証が必要です。さきたま古墳群や忍城を回るのに便利です。

走る距離と時間の目安

サイクリングロードをのんびり走ると、休憩込みで時速12〜15kmほどが目安です。たとえば森林公園の園内コース(約17km)は1周1時間半前後、入間川自転車道を入間大橋から豊水橋まで片道走ると22.8kmで2時間弱、往復なら半日がかりになります。

借りた自転車は返却時刻が決まっている点にも注意してください。加須サイクリングセンターは16時30分までに返す必要があるので、往復2時間走るなら遅くとも14時ごろには出発したいところです。道満グリーンパークも17時で営業が終わります。初めての人は、片道1時間で引き返すくらいの計画にしておくと安心です。

走る前に知っておきたいこと

県のサイクリングロードは、一部の例外区間を除いて自転車歩行者専用道路です。歩行者が優先で、県は「スピードは控えめに、早めのブレーキ」を呼びかけています。荒川を管理する国の事務所も、迷惑行為の例として「自転車の高速走行」を挙げています。また、電動キックボードなどの特定小型原動機付自転車も通行できるので、追い越しのときは周りに気を配ってください。

河川敷の道は、大雨のあとに水につかることがあります。2019年の台風19号では、彩湖と道満グリーンパークが水没しました。大雨の後は河川事務所や公園の情報を確認してから出かけましょう。また、2023年4月から自転車に乗るときのヘルメット着用は全年齢で努力義務になっています。借りる場所でヘルメットを貸し出しているかは事前に問い合わせてください。利根川沿いで休憩する場所を探すなら埼玉の道の駅まとめ、秋に森林公園を走るなら森林公園の紅葉の見頃もあわせてどうぞ。

※2026年10月10日時点で、埼玉県の「県内のサイクリングロード」と各路線資料、戸田市・加須サイクリングセンター(県)・行田市観光協会・国土交通省の資料などで確認した情報です。

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