埼玉で菊まつり・菊花展を見に行くなら、11月1日から9日ごろが狙い目です。この記事で取り上げる4会場(川越・喜多院、川口市立グリーンセンター、日高・高麗神社、行田・忍城址)は、例年の日程どおりなら、この期間に4会場すべてで菊が並びます。10月6日時点で2026年の日程が発表されているのは、川口市立グリーンセンターの「第71回菊花展」(10月28日〜11月23日)だけ。ほかの3会場は昨年の日程と例年の時期を載せ、発表がありしだい更新します。
県内では各地で菊花展が開かれますが、ここでは自治体・主催者の公式ページで日程や会場を確かめられた4会場に絞りました。無料で見られるのは喜多院と高麗神社。電車で行きやすいのは喜多院、子ども連れで1日過ごすならグリーンセンター、お城や神社めぐりと組み合わせるなら行田と高麗神社が向いています。
4会場の時期と料金を比べると

| 会場 | 時期 | 料金 | 最寄り駅から | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 小江戸川越菊まつり(喜多院) | 2025年は11月1日〜23日。2026年は未発表 | 無料 | 本川越駅から徒歩約15分 | 川越観光のついでに |
| 川口市立グリーンセンター 第71回菊花展 | 2026年10月28日〜11月23日 | 入園料 一般310円、高校生・子ども100円 | 新井宿駅から東門まで徒歩約10分 | 子ども連れ、車で行く人 |
| 高麗神社 菊花展 | 例年11月1日〜10日 | 無料 | 高麗川駅から徒歩約20分 | 神社参拝・七五三と一緒に |
| 行田市菊花展(忍城址) | 2025年は10月29日〜11月9日。2026年は未発表 | 市のページに記載なし | 行田市駅から徒歩12分 | お城めぐりと一緒に |
会期がいちばん長いのはグリーンセンター(27日間)と喜多院(2025年は23日間)で、どちらも11月23日(勤労感謝の日)まで。高麗神社は10日間、行田は12日間と短いので、4会場を見比べたいなら11月の最初の週末が確実です。
車で行ける?駐車場の比較
| 会場 | 駐車場 |
|---|---|
| 喜多院 | 明星駐車場 120台、最初の60分200円・以降60分100円(9:00〜16:30、入車は30分前まで) |
| グリーンセンター | 4か所・約890台、無料 |
| 高麗神社 | 神社の交通案内ページに駐車場の記載なし。高麗神社(042-989-1403)に確認を |
| 行田(郷土博物館) | 第1・第2駐車場、無料(県道128号沿いに入口) |
川越・喜多院|400点を超える年もある菊の祭典
川越の秋の恒例行事「小江戸川越菊まつり」は、喜多院の境内に設けた特設会場で開かれます。主催は川越菊花会、川越市民文化祭実行委員会、川越市。2025年は11月1日(土)から23日(日)までで、見学は無料でした。時間は9時から16時(最終日は15時まで)。喜多院のページでは、初日と2日目は12時からの開場と案内されています。
大きな花を一輪咲かせる大菊から、小さな菊を崖から垂れ下がるように仕立てた懸崖(けんがい)まで、仕立て方の違う鉢が並ぶのが菊花展の面白さです。川越の観光情報サイト「川越 水先案内板」によると、年によっては400点を超す作品が並び、会場は境内の大きな特設会場。通路は広めで、足早に回れば5分ほど、1鉢ずつ見ていくと30分以上かかるといいます。蔵造りの町並みとあわせて歩くなら「川越の食べ歩き|半日コース」も参考にしてください。
喜多院へは西武新宿線の本川越駅から徒歩約15分、東武東上線の川越市駅から約18分、JR・東武の川越駅から約20分です。川越市の菊まつりのページは、2025年は10月24日に更新されていました。
川口市立グリーンセンター|2026年の日程が出ている唯一の会場
川口市の大きな植物公園、川口市立グリーンセンターでは、10月28日(水)から11月23日(月・祝)まで「第71回菊花展」が開かれます。4会場の中で、2026年の日程がすでに公式カレンダーに載っているのはここだけです。
入園料は一般310円、高校生と子ども(4歳〜中学生)は100円、3歳以下は無料。開園は9時から17時(入園は16時まで)で、火曜日は休園です(祝日の11月3日は開園し、翌4日が休み)。菊花展の展示時間や内容の詳細はカレンダーに載っていないため、気になる点はグリーンセンター(048-281-2319)に確認してください。
ほかの3会場と違うのは、菊のあとも子どもが遊べること。園内にはミニ鉄道(1回220円)や展望スベリ台、フィールドアスレチックがあり、駐車場は4か所で合わせて約890台、無料です。電車なら埼玉高速鉄道の新井宿駅から東門まで歩いて約10分、JR川口駅東口からバスで約25分です。
日高・高麗神社|国の重要文化財の前庭に並ぶ10日間
高麗神社の菊花展は、例年11月1日から10日まで。会場は神社に隣接する国の重要文化財「高麗家住宅」の前庭で、日高市菊花愛好会が育てた菊が並びます。観賞は無料です。
茅葺き屋根の古民家を背に菊が並ぶ景色は、ほかの会場にはない組み合わせです。11月は七五三の時期にあたり、参拝客の多い週末は境内がにぎわいます。七五三の受付や初穂料は「埼玉の七五三2026」で神社別に比べています。
JR川越線・八高線の高麗川駅から徒歩約20分、西武池袋線の高麗駅からは徒歩約45分です。公開時間は神社のページに書かれていないため、遅い時間に行く場合は高麗神社(042-989-1403)に確認してください。
行田・忍城址|「市の花」の菊を城跡で
菊は行田市の「市の花」です。行田市菊花展は、行田市菊花連絡協議会を中心に毎年秋に開かれ、会場は忍城址にある行田市郷土博物館。2025年は10月29日(水)から11月9日(日)まででした。市のページは「大輪の花を咲かせた菊が所狭しと並べられ」と紹介しています。
見学に料金がかかるかどうかや公開時間は、市のページに書かれていません。郷土博物館の館内を見る場合の入館料は大人200円です。問い合わせは行田市商工観光課(048-556-1111)。
2025年と同じような会期なら、11月8日(日)の「忍城時代まつり」の日にも菊が見られる可能性があります。秩父鉄道の行田市駅から徒歩12分です。
菊花展を楽しむためのコツ
菊花展の鉢は、出品者が1年かけて育てた作品です。同じ菊でも、一輪を大きく咲かせる大菊、崖から垂れるように仕立てる懸崖、人形のように仕立てる福助作りなど、仕立て方で姿がまったく変わります。会場では花の色や大きさだけでなく、鉢ごとの仕立て方の違いに目を向けると、同じ展示でも見応えが増します。
高麗神社は古民家の前庭、行田は城跡が会場で、どちらも屋外です。11月は朝晩が冷えるので、上着を一枚持っていきましょう。
よくある質問
無料で見られる菊まつりはどこですか
喜多院の小江戸川越菊まつり(2025年は無料)と、高麗神社の菊花展(観賞無料)です。川口市立グリーンセンターは入園料(一般310円)がかかります。
見に行くならいつがいいですか
例年の日程どおりなら、4会場がそろう11月1日〜9日ごろです。11月は七五三の時期で、神社は週末に参拝客が増えることが考えられるため、高麗神社でゆっくり見たいなら平日が無難です。2026年の日程が出ているのはグリーンセンター(10月28日〜11月23日)だけなので、ほかの会場は発表を確認してから出かけてください。
2026年の喜多院の日程はいつ発表されますか
2025年は川越市のページが10月24日に更新されていました。2026年の日程が出れば、この記事も更新します。
出典
川越市「小江戸川越菊まつり」(2025年10月24日更新)、喜多院「小江戸川越菊まつり」、喜多院(アクセス)・駐車場、川越 水先案内板、川口市立グリーンセンター 10月のカレンダー・ご利用案内・交通案内、高麗神社「祭事・催し」・交通・アクセス、行田市「行田市菊花展」、行田市観光協会「行田市郷土博物館」、行田市「郷土博物館に駐車場はありますか?」。2026年10月6日時点の情報です。


