埼玉県さいたま市大宮区に鎮座する武蔵一宮氷川神社が、七夕の夜に美しく輝きました。2025年7月5日(土)から7日(月)までの3日間にわたり開催されたイベント「彩りが織りなす氷川神社 ~スターライトシュライン」では、約110本の和傘と2万5000個のLEDが参道を照らし、歴史ある神社が幻想的な光の回廊へと変貌しました。
“天の川”を模したライトアップで参道が非日常空間に
イベントの舞台となったのは、武蔵一宮氷川神社の象徴ともいえる長い参道。そこにずらりと並べられた和傘は、カラフルな光と相まってまるで「地上に降りた天の川」。訪れた人々は、まばゆい光に包まれながら、幻想的な夏のひとときを満喫しました。
また、楼門も美しくライトアップされ、荘厳な雰囲気とモダンな光の演出が融合。日本文化と先端技術が織りなす“和のイルミネーション”は、写真映えスポットとしても大人気でした。
FCVで電力供給!環境にも優しい光の祭典
このイベントの特筆すべき点は、持続可能性への配慮。電力はトヨタカローラ埼玉の燃料電池車(FCV)から供給され、脱炭素社会の実現に向けた新たな挑戦として注目を集めました。
また、リコージャパンによるプリントブースも設置され、来場者は現地で撮影した写真をその場でプリントアウト。技術と文化、環境配慮が融合した多層的なイベントとなりました。
SNSで拡がる感動!世界80カ国の来訪者も魅了
イベント期間中は、#スターライトシュラインのハッシュタグがSNS上で大きな話題に。埼玉県広報アンバサダーや地域インフルエンサーによる投稿が拡散され、市民だけでなく世界中から訪れたゲストの目にも留まりました。
中でも、青年会議所の国際研修プログラム「JCIアカデミーinSAITAMA」の参加者たちは、日本文化と地域の魅力に感動した様子。まさに国際都市・さいたまの可能性を世界に発信する場となりました。
地域と企業が連携し、持続可能な文化を育む
本イベントは、2016年からの「希望のちからイルミネーション」、2022年からの「和傘の参道」を発展させた取り組みで、公益社団法人 埼玉中央青年会議所(埼玉中央JC)が主催。
理事長の髙子 景氏は「地域の魅力を内外に発信し続けていきたい」とコメント。来場者の中には親子連れやカップル、ご年配の方々まで幅広い世代が訪れ、まさに“世代を超えた交流の場”となりました。
イベント情報まとめ
- イベント名:彩りが織りなす氷川神社 ~スターライトシュライン
- 開催日:2025年7月5日(土)~7日(月)18:00~21:00
- 会場:武蔵一宮氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町1-407)
- 主催:公益社団法人 埼玉中央青年会議所
- 協力:武蔵一宮氷川神社
- 協賛:トヨタカローラ埼玉株式会社、リコージャパン株式会社
- 後援:さいたま市
- 公式サイト:https://saitamachuo-hikawa.com
地域の魅力を世界へ──次回開催に期待!
短期間ながらも強烈な印象を残した「スターライトシュライン」。埼玉中央JCによるこの試みは、地域資源を活用した未来志向のイベントとして、今後の展開にも大きな期待が寄せられます。
幻想的な光景をまた観たい、SNSで見た写真の場所に行ってみたい――そんな声があふれる中、今後も地域と世界をつなぐ架け橋となるイベントとして発展していくこと間違いなしです。
次回の開催情報は、公式WebサイトやInstagram、TikTokで随時更新される予定です。お見逃しなく!