埼玉レポート 第14回 どんと来い!トリックアート!

埼玉レポート

だまし絵の面白さ

お前らのやってることは、全部すべてまるっとお見通しだ!

……すみません冒頭から某TVドラマの台詞を丸パクリしましたダメライターのあるかでぃあデス。(=゚ω゚)ノ

なんで突然ト●ックの台詞が?って感じですが、今回突撃してきたのがトリックアートの展示会だったのです。

トリックアート(だまし絵)というと、エッシャーの「滝」などはとても有名ですね。

皆さんも一度は見たことがあるんじゃないでしょうか。

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でも今回ご紹介するトリックアートは一味違うのです。

なんと3D!立体のトリックアートなのです!

めくるめくトリックの世界!

展示会「視覚トリック3Dアート展」が行われているのは、埼玉県さいたま市にある「さいたまスーパーアリーナ」。

埼玉県民なら誰もが知っているイベント施設ですね。

ここの「TOIRO」というイベントホールで展示会が行われています。

11時頃に現地へ到着してみると……

結構人が並んでいます。

家族連れで来ている方が多い様子。

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受付のおねーさんに尋ねてみると、入場までに30分から40分ほど待つとのこと。

単なる作品の展示ではなく、来場者が作品を「体験」して楽しむイベントなので、会場が混雑しないように入場制限しているそうなのです。

入場料は当日券だと大人が800円、子供が300円。

前売り券ならそれぞれ650円と200円になります。お得♪

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案内通り30分ほどで入場開始。

エスカレーターを上っていくとオシャレな雰囲気の空間が。

トリックアート以外にもいくつかイベントが行われているようです。

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正面の一番大きなイベントスペースの入り口をくぐると、いよいよトリックアートの世界です!

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この展示会の面白いところは、カメラ撮影“推奨”というところ。

普通展示会や博覧会というと、撮影禁止の場所があったり撮影に許可が必要だったりすることもありますが、ここはトリックアート展。

来場者にトリックアートを存分に楽しんでもらうために、カメラを持ってくることを推奨しているのです。

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展示されているのは壁一面に広がる巨大なものがほとんど。

人がトリックアートの中に入り込むようにして楽しめるんですね。

例えばこの絵。

正面からみると歪んでいるだけの平面的な絵に見えますが……

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足元に書かれた撮影ポイントから写真を撮ってみると、

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こんな風に飛び出して見えるんです!

絵だけを撮影するとちょっと微妙な感じかもしれませんが、この絵を背景にして人物撮影すると楽しさは倍増!

女の子が見つめる恐竜と階段も……

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実はぜ〜んぶ平面。

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地面の下から空中へのびる不思議な階段。

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本物の階段は1段だけで、あとはトリックアート♪

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せっかくなので、オレも写真に入ってみました!(係りのおねーさんに撮影してもらいました。)

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一見すると何もおかしなところがない料理の風景のように見えますが……

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実はこ〜んなに間延びしたトリックアートなのです。

フライパンの上にお子さんを乗せて、それをトングでつまんでいるような写真が撮れるわけですね♪

他にもまだまだトリックアートがたくさん!

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会場には3Dのトリックアートだけではなく、おなじみの絵画タイプなども多数展示してあります。

皆さんにも1つ面白い体験を。

下の絵の中心をじっと見ながら、目を近づけたり離したりしてみて下さい。

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どうです?

円の周囲がぐるぐると時計回りや反時計回りに回って見えませんか?

これは「ピンナ錯視」と呼ばれるものだそうです。

ただの静止画が動いて見える、人の目と脳が生み出す錯覚なのだとか。

不思議ですねー。

会場の外には物販コーナーもあり、手軽にトリックアートを楽しめる絵本などが売られていました。

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ここで、ページを開くと絵が動き出す不思議な絵本を発見!

今回のお土産はこれに決定♪

税抜き1900円でした。

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これは「スキャニメーション」と呼ばれる技法で書かれた絵で、スリット(格子)を動かすことでその後ろに書かれた絵が動いて見えるというもの。

javascriptで書かれた、実際にスリットを自分で動かしてスキャニメーションを試せるウェブサイトがありましたので、そちらを紹介しておきます。(ゆっくりとスリットを動かすのがコツ!)

World of ScanAnimation

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最近は企業イベントなどでもこういった3Dの巨大トリックアートを展示しているのを時々見かけるようになりましたが、今回の展示会のようにまとめて楽しめる機会はなかなかありません。

展示会は8月24日(日)までなので、このレポートが掲載されてからあまり日がないと思いますが、もし間に合うようでしたら夏休み最後の思い出にご家族やカップルで遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪

(取材・執筆:あるかでぃあ)

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