埼玉県内初 越谷市広報シティプロモーション課とコラボした副読本を発行!

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越谷市では、この度、市内小学3年生が総合的な学習の時間等で使用する副読本『地域教育資料「越谷のすてき」(環境教育資料「しらこばと」と合本)』を制作しました。

少子高齢化が急速に進む中、本市の人口も減少傾向の局面を迎えており、人口減少は、地域活力の低下を引き起こす可能性があります。

そこで、小学生の頃から自らが居住する地域について学び、その魅力を発見していく過程で、子供たちや保護者世代が郷土愛の醸成を図り、中・長期的な視点での人口の流出を抑制できればと考えております。

副読本では、市にゆかりのある著名人・歴史的人物、農産品・特産品、催し物、歴史的建造物・史跡、地名の由来等、幅広い市の資源を、写真とともに色彩豊かに掲載しています。子供たちがこの副読本を手に地域に飛び出し、自ら興味のある分野をさらに深 く学ぶことができるように構成を工夫いたしました。

規格・部数

A4判(カラー印刷)、52ページ、3,500部

※環境教育資料「しらこばと」と合本。地域教育資料「越谷のすてき」は、後半20ページに該当

配布対象

令和5年度市内公立小学校3年生

児童のコメント(蒲生小4年生)

・去年の授業で市役所の人から話を聞いて、もっと知りたいことを「調べ学習」でまとめた。自分の作品が、次の3年生が勉強する本に載るなんてびっくりした。
・話を聞いて市の特徴を書いた「越谷新聞」を作った。これを作るのに色々と調べるのが大変だったが勉強になった。
・越谷だるまは、他のだるまより鼻が高いのは、江戸から近く、運ぶ 時に壊れないから、美人で上品なだるまになったということは知らなかった。ほかにも知らない場所がいっぱいあって興味が湧いた。

編集委員長のコメント

新学習指導要領では、小学校・中学校・高等学校の12年間を通して、社会参画する能力の育成を求められています。そのための各教科の資質・能力のタテのつながりや総合的な学習の時間を核とする教科横断的なカリキュラムを重視するよう求められました。今、越谷市内の各校では、第二期小中一貫教育の研究指定の中で、この命題に取り組んでいます。

では、小学校では、どのような取組が必要なのでしょうか。まず、社会参画の土台となる力、自分たちの住んでいる地域には、さまざまな良さがあり、しかし、課題もあることに気づくことや、これらのことに興味関心を持ち、自ら調べることだと考えます。人との出会いも大切です。

今回作成した冊子は、正に、このような学習のパイロットとなる資料として作成しました。もともと、越谷市では環境教育に関しては、「しらこばと」という冊子を県内に先駆けて作成し、地域の環境への関心を高める学習に活用してきました。

今回、「越谷のステキ」を見つけるための資料として、県内に先駆け、この冊子を作成しました。本当に、越谷にはたくさんの魅力があり、地域を愛し、地域のために努力するすばらしい人たちがいます。この冊子を作成するための取材の中で多くの方々との出会いもありました。このような魅力を少しでも子供たちに知ってもらい、学んでもらえたら、この冊子を作った意義があります。この冊子は、市内の小学校3年生全員に配布します。今後、市内の小学校に、活用してもらえるように働きかけていきます。

越谷市公式ホームページ

(埼玉県内初の試み!市広報シティプロモーション課とコラボした副読本を発行!!)

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