紙袋伝説!ジョージを探せ!第3回 久喜市のお蕎麦チョモランマ盛り

ジョージを探せ・秘密基地

【前回までのあらすじ】

理想の秘密基地を求めて何処かへと消えたジョージを探すジョセフ、ポルポル、レロレロの三人。

お祭り好きのジョージを誘い出すために「埼玉県内で面白いこと」を探す旅を始めた。

捜索の最中、ジョセフが見つけた謎の紙。 そこに描かれていたものは……?

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三人「こ、これは!!」

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レロレロ「地図ですか?」

ポルポル「そうみたいだな。ジョセフ、これはどこの地図なんだ?」

ジョセフ「知らない」

二人「!?」

ジョセフ「いや、俺は町の人たちに面白いことがないかと聞いて回った結果、この地図を貰っただけだ。郷に入っては郷に従えという言葉もあるだろ」

ポルポル「間違ってはいないが、なんという他力本願……」 ジョセフ「気にするな。とにかく具体的なことはわからんが、そこに面白いことが待ってるらしいから二人はそこに向かってくれ」

ポルポル「ジョセフは行かないのか?」

ジョセフ「俺はジョージ捜索のために新たなネタを仕込むから、何か見つけたらまた連絡する」

レロレロ(これ、聞き込みが楽しくなっているパターンですね……)

ポルポル(そうだな……)

レロレロ「あなたもジョージみたいにいなくならないでくださいよ」

ジョセフ「安心しろ。ジョージからモンハンを返してもらうまでは消えるわけには行かないからな。そっちは任せた」

ポルポル「おう、任されたぜ」

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ポルポル「とりあえず向かうか」

レロレロ「こんな曖昧な地図で行ける気がしませんけどね」

ポルポル「大丈夫だ、気合で乗り越えてやる」

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レロレロ「どうにかそれらしいところにでましたね」

ポルポル「ああ、久喜駅からストレートにたどり着けてしまったけど……歩くこと約20分。たぶん、あの店のことだよ」

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レロレロ「どうやらお蕎麦屋さんのようですね」

ポルポル「いいな、ちょうど腹も減ってきたところだし入ってみようぜ」

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二人「ごめんくださーい」

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レロレロ「いかにもお蕎麦屋さんらしい雰囲気がとても居心地がよさそうですね」

ポルポル「おい見ろ、窓の外にまでこんなものが。粋な計らいじゃねぇか」

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レロレロ「ポルポル、年甲斐もなくはしゃいでる場合ではありません。席につきましょう」

ポルポル「おう、そうだったな。俺は腹が減ってるんだった」

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レロレロ「さて、何を頼みましょうか」

ポルポル「このメニューにある大盛りはすごく量が多そうだな」

レロレロ「ここの大盛りは通称チョモランマ盛りと言ってすごく量が多く、二人や三人でそれを分けて食べるお客さんもいるみたいですよ、さっき店員さんが別のお客さんに話しているのを聞きました」

ポルポル「……そういえば、ジョージはすごい大食いだったな。昔とあるステーキ屋ですごい量の肉を食べつつご飯大盛りを六杯くらい平気で食べてたからな。ここはあいつに倣ってチョモランマ盛りを頼んでみるか!」

レロレロ「そういえばそんなこともありましたね。では、任せました」

ポルポル「お前は行かないのか?」

レロレロ「私は小食ですからね、遠慮しておきますよ」

ポルポル「そうか。じゃあ、さっそく注文といこうじゃないか」 数分後 二人「こ、これはすごい……ッ!」

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ポルポル「さすがチョモランマ盛り!! おれたちにできないことを平然とやってのけるッ!」

レロレロ「普通盛りも天ぷらのサイズは変わらず大きいですね。これは食べごたえがありそうです」

ポルポル「ここまで来た甲斐があったな。それじゃ、いただくとしよう」

二人「いただきます」

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ポルポル「よし、まずはそばつゆで食べてみるか。……うん、すごく上質な蕎麦をしっとり仕上げていてとても食べやすいな。これならいくらでもいけるぜ」

レロレロ「めんつゆがテーブルに常備されているのもありがたいですね。この量を食べるには相当のめんつゆを使うことになるでしょうから」

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レロレロ「それにしても大きいですね、30センチ位あるんじゃないでしょうか」

ポルポル「エビやイカとかその他いろいろな具がみっしり詰まっててとてもうまい。めんつゆとの相性もばつぐんだな」

レロレロ「そのまま食べてもアツアツサクサクですよ」

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ポルポル「蕎麦についてきた薬味やうずらのたまご、さらに大根おろしを投入してみたぞ」

レロレロ「すごく、美味しそうです」

ポルポル「わさびの辛さとたまごの旨みが上手に混ざり合って最高だ。味にバリエーションが付くから飽きずに食べられる」

数分後

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レロレロ「ごちそうさまでした」

ポルポル「もう食べ終わったのか」

レロレロ「まあ量が全然違いますからね。腹具合がキツいならお持ち帰りしたらどうです? 食べきれない方のお持ち帰り用に袋と容器をサービスしてくれるみたいですから」

ポルポル「いや、ここでやめる訳にはいかない! まだジョージは現れていないんだ」 レロレロ「たしかにそうですが……物理的な垣根を超えるのは難しいのでは……」

???「そういうことなら私に任せなさい」

二人「あっ、あなたは!?」

二人の元に現れた謎の人物の正体とは!?

後編に続く

今回取材させていただいたお店のデータ「奥会津」

住所:〒346-0024 埼玉県久喜市北青柳86-1
電話番号:0480-22-9112
営業時間:月〜土 AM11:00〜PM3:00 日・祝日 AM11:00〜PM3:00
定休日:水曜日 東武伊勢崎線、JR東北本線久喜駅西口から徒歩約22分

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