埼玉県のSDGs推進とスポーツ体験
埼玉県では、県民や企業、NPO、金融機関などさまざまなプレイヤーが一丸となって「ワンチーム埼玉」を実践し、埼玉版SDGsの実現に向けた活動を展開しています。特に「すべての人に健康と福祉を」というSDGs目標3の実現を目指し、スポーツを通じた交流や理解促進に力を入れています。今回のゴールボール体験会もその一環として、障害の有無を問わず誰もが参加できる取り組みを行うことで、地域の結束や多様性への理解を深める機会となります。
浦和レッズとのコラボレーション
その取り組みのパートナーとして、県内を代表するサッカークラブ「浦和レッズ」とのコラボレーションが実現しました。浦和レッズはリーグ優勝やカップ戦制覇など国内トップレベルの実績を誇り、サポーターとの一体感が魅力です。今回の体験会では、レッズのブランドアンバサダーでもある岡野雅行氏の登場で、ファンをはじめ幅広い世代にとって身近な存在となるでしょう。
豪華講師陣のご紹介
講師には、パリ2024パラリンピック金メダリストを迎えます。オリオンJAPANのキャプテン金子和也選手はさいたま市出身で、地元への思いが強く、競技の魅力や練習法を余すところなく伝えてくれます。鳥居陽生選手も若手ながら数々の国際大会で活躍し、今後の日本ゴールボール界を牽引する存在です。
体験会プログラム詳細
当日は、選手との交流を深めるトークセッションやミニゲーム形式の練習を通じて、ゴールボールの基本ルールや動き方を学びます。初心者でもわかりやすい指導で、安全に楽しみながら身体を動かせる内容です。また、視覚を遮るアイシェードを着用して行うため、聴覚や触覚をフルに活用する独特の競技感覚が体験できます。
スケジュールは5月17日(土)の13時から15時まで、埼玉スタジアム2002内フットサルコートAで実施します。事前申込が必要な第1部~第4部は各回20名の定員制で、約20分間のレッスン後に自由観覧の公開セッションへ移行します。参加者にはもれなく浦和レッズオリジナルマグカップをプレゼントしますので、お見逃しなく。
申し込み方法・参加費
申し込みは5月1日(木)から5月12日(月)12時まで、電子申請サービスまたはQRコードから簡単に行えます。応募多数の場合は抽選となり、当選者には5月12日17時までにメールで結果が通知されます。参加費は無料で、動きやすい服装で当日お越しください。
アプリ連動プレゼントキャンペーン
さらに、「S³(エスキューブ)」アプリを活用したプレゼントキャンペーンも同時開催。5月1日~5月21日の期間中、アプリから応募すると日本ゴールボール協会オリジナルキーホルダー(ミニチュアゴールボール)が抽選で20名に当たります。県内在住・在勤・在学の方が対象です。
ゴールボールとは
ゴールボールは、視覚障害者スポーツとして考案され、アイシェード着用で行います。直径約24cm、鈴入りの重さ約1.25kgのゴムボールを転がし、音を頼りにゴールを狙う競技です。聴覚と触覚の感度が勝敗の鍵を握り、チームワークや戦略性が試される奥深いスポーツです。
参加のメリット
このようなスポーツ体験は、地域住民同士の交流を深めるだけでなく、障害のある方々と共に楽しむことで多様性を尊重する意識を育みます。競技の独自性や戦略性に触れることで、日常では得られない発見や感動を味わえ、心身のリフレッシュ効果も期待できます。埼玉県内外から参加者を募ることで、新たなネットワーク形成や相互理解の促進にもつながるでしょう。
サポート体制と参加者へのお願い
なお、体験会には初心者向けの補助具やサポートスタッフが配置され、安心して参加できる環境を整えています。小学生から大人まで、幅広い年代が楽しめるプログラムですので、運動不足解消や新しいチャレンジを求める方はぜひご参加ください。充実したサポート体制で、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
本プログラムは参加無料ですが、申込締切が近づくと定員に達しやすいため、早めの申し込みをおすすめします。お友達やご家族を誘って、素敵な休日の思い出を一緒に作りましょう。