そうだ 行田、行こう。
るらら〜るらら〜るららら〜〜♪ 皆さんコンニチハ!
JR●海さんのキャッチコピー丸パクリでも気にしないダメライター、あるかでぃあデス! (=゚ω゚)ノ
埼玉レポートでは9月から秋の行楽シーズンに合わせたイベントや観光スポットをご紹介していますが、10月は更にググっと踏み込んで特集記事でも組んじゃおうかな! とか考えてみちゃったりしまして。
特集に選んだ街は行田市!熊谷市や羽生市などと並び群馬県に隣接する埼玉県最北の市町村の1つで、昭和初期の頃には足袋の生産地として全国的にも有名な街でした。
そんな行田市を選んだ理由とは!?
本日もはりきって街散策へ出かけましょう〜♪
浮き城を訪ねて
突然ですが皆さん!
埼玉県内にある城下町と聞いてどこを思い浮かべますか?
多くの人は川越市あたりを想像すると思いますが、ここ行田市も江戸時代には城下町として栄えた場所なのです。
その城下町を作っていたお城こそが「忍の浮き城(おしのうきしろ)」の別名で知られる「忍城(おしじょう)」です。
関東の7大名城の1つとして数えられる城でして、当時の姿を復元した立派なお城(忍城本丸)が現在も見られます。
この忍城を最近有名にしたものと言えば、2007年に小説として発刊され、更に2012年に映画が公開された「のぼうの城」がありますね。
当時の戦の総大将を務めた成田長親を題材にした作品で、日本の3大水攻めの1つとしても有名な忍城水攻めの様子を描いています。
お城の前の短い参道を抜け、門をくぐって敷地に入ると、そこはもう江戸時代の雰囲気!
今風な案内看板こそあちこちにありますが、見事に再現された庭や土塁に歴史ファンならずとも興奮してしまいます。
土塀に開けられた丸や三角の穴は鉄砲や弓を突き出して敵を攻撃するためのもの。
お城が「要塞」であったことを思い出させますね。
当時の本物の土塁も現存しており、お城の裏手で見ることができますが、現在は大葉(しそ)の生い茂る場所となっています。
そういう姿もまた、長い歴史を感じる部分だったりしますね。
現在の忍城は本丸も含めて「行田市郷土博物館」となっていまして、忍城や行田市の歴史について学べるようになっています。
博物館側の入り口もお城風!
博物館の入館料は、大人が200円、大学生・高校生が100円、中学生・小学生が50円となっています。
残念ながら館内は撮影禁止でしたので写真でお見せすることができないのですが、行田市の一大産業でもあった足袋の展示やその歴史などについても知ることができる良い博物館でした。
忍城の本丸にも登ることができ、市内を一望できますので、行田市に遊びに来るならぜひ訪れておきたい場所です。
水辺は人々の憩いの場
忍城を一通り堪能したところで、今度は水城公園へ!
忍城から南へ1kmほど歩いたところに水城公園はあります。
そもそも忍城はとても大きなお城で、現在復元されている本丸やその敷地などはほんの一部のみ。
その広大なお城を囲むようにして存在していたお堀を埋め立てて現在の市役所周辺の街が整備されたのですが、その時に残ったお堀の一部がこの水城公園なのですね。
池はとても広く、これでかつてのお堀の一部だというのだから驚きです。
当時はどれだけ大きな堀を持ったお城だったんでしょうか。
さすが、石田三成の大軍をてこずらせた「浮き城」だけはあります。
この日は台風一過の素晴らしい晴天だったので、池の周囲には釣り人や池の絵を描く人たちがたくさん!
みんなそれぞれにのんびりとした時間を過ごしているようでした。
池の周囲も遊歩道として綺麗に整備されており、休日を過ごすには丁度いい場所といった雰囲気です。
というわけで今回の埼玉レポートはここまで♪
次回は更にワクワクの歴史発見が盛りだくさん!
埼玉県のルーツが判明しちゃったり、国宝なんかも山ほど出てきちゃうかも!?
行田市名物の“アレ”ももちろん出てきますよ!
お楽しみに!!
(取材・執筆:あるかでぃあ)
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