街並みに緑と潤いを創出、解放感あふれる約0.7haのミクストユースプロジェクト
三井不動産レジデンシャル株式会社は、埼玉県川口市にて権利者の皆様と推進しております「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」が、2023年5月2日に権利変換計画について埼玉県知事の認可を受けましたことを、お知らせいたします。
本プロジェクトはJR川口駅東口から南に約400mに位置する約0.7haの区域で、駐車場として利用している鋳物工場跡地や、老朽化した密集木造住宅、計画道路拡幅部分にまたがる旧耐震共同住宅などが混在しており、防災性や住環境の向上、駅に近い立地を生かした街の賑わい創出などが求められていました。
本プロジェクトにより、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行い、防災上重要な都市計画道路である善光寺荒川線の拡幅整備や、建築物の不燃化、誰もが利用できるオープンスペースの創出、防災設備の設置などにより地域の防災性を高めます。
本プロジェクトは、地上28階地下1階建、制振構造、総戸数225戸の住宅棟、地上3階建の商業棟を整備することで、にぎわいを創出し、生活利便性の向上を図ります。住宅棟においては、「ZEH-M Oriented」の取得を予定しており、カーボンニュートラルの実現にも貢献します。引き続き、権利者の皆様とともに、2026年度の竣工を目指し事業を推進してまいります。
今後も当社住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える環境をご提供するとともに、安全・安心で末永くお住まいいただける街づくりを推進することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。
■本プロジェクトの特長
・JR川口駅東口、交通や生活利便性の高い場所に位置する約0.7haの第一種市街地再開発事業。
・敷地内の広場に豊富な緑量を確保し、利用者が安らぎを感じられる緑溢れる街並みを創出。
・広場は地域に開かれた憩いの空間として、地域のコミュニティ形成を促進する他、災害時には避難スペースとして機能し、地域の防災性向上に寄与。
・地上28階地下1階建、225戸の住宅棟と地上3階建の商業棟によるミクストユースの街づくり。
・眺望を楽しむ27階スカイラウンジや2階屋上テラスに緑を感じるワークスペースを設えるなど、マンション共用部におけるサードプレイスを実現。
■これまでの経緯と今後のスケジュール
2018年12月:準備組合設立
2019年 4月:参加組合員予定者として参画
2020年 9月:都市計画決定
2021年10月:組合設立認可
2023年 5月:権利変換計画認可
2023年 9月:新築工事着工(予定)
2026年 7月:竣工(予定)
■事業概要
・事業名:川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業
・施行者:川口本町4丁目9番地区市街地再開発組合
・所在地:埼玉県川口市本町4丁目9番地の一部
・区域面積:約0.7ha
・建築物の敷地面積:約4,753.85㎡
・建築物の延床面積:約25,222.58㎡
・建築物の主要用途:住宅、商業、業務
・住宅戸数(予定):225戸
・事業推進コンサルタント:株式会社GA建築設計社
・参加組合員:三井不動産レジデンシャル株式会社
※記載内容は予定であり、今後変更となる可能性がございます。
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